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旧児童会館の跡地の借用申請書出ました

渋谷区立美竹公園に隣接する旧東京都児童会館の敷地は長年、野宿者の寝場所、共同炊事の拠点として使用されてきたことは耐震工事を名目とする都・児童会館の11.1全面封鎖を弾劾する!で紹介しました。

渋谷区は美竹の丘・しぶやの一部、旧東京都児童会館跡地、区立美竹公園の一部に渋谷区役所の仮庁舎を建設する計画です。詳細は渋谷区の仮設庁舎の建設を進めていますを参照のこと。

旧東京都児童会館は東京都が所有しているため、そこに仮設庁舎を建てるなら土地を借りるなり、買うなりしなくてはなりません。渋谷区が東京都に出した「都有地借用申請書」を公開します。

2015年1月5日旧児童会館都有地借用申請書_PAGE0000

借用期間は平成27年5月7日~平成28年5月6日までになっています。仮庁舎使用終了は平成30年までという予定ですので、とりあえず1年ごとに更新するつもりだと思われますが、この資料から詳細は分かりません。

「貸付料については特段の配慮をお願いします」とは言っているものの、「東京都の算定による貸付料を支払います」と書いてあることから、ある程度の金額の貸付料は払う予定で考えているようです。この貸付料がいくらかと見込んでいるかはこの資料からは分かりません。

2015年1月5日旧児童会館都有地借用申請書_PAGE0001

連絡先です。

2015年1月5日旧児童会館都有地借用申請書_PAGE0002

案内図です。渋谷区立美竹公園より旧児童会館跡地の方が面積的には広いようです。

2015年1月5日旧児童会館都有地借用申請書_PAGE0003

配置図及び借用範囲です。旧児童会館跡地の全域を借りるようです。
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東京都児童会館の廃止と野宿者の追い出しの関連は4?

2011年12月の都議会厚生委員会の資料によると【東京都児童会館における東日本大震災以降の対応】は以下の通りです。

2011年3月11日    東日本大震災発生

2011年3月12日以降 休館(この間、職員及び専門家による目視調査を実施)

2011年5月6日     外壁等安全確認調査に着手(7月29日完了)

2011年8月15日    外周安全区画工事に着手(11月10日完了)
               外壁PC版制御工事に着手(2021年3月6日完了予定)

以前書いたように東京都児童会館の耐震性に問題があったのは周知の事実です。その割に工事に取りかかるのが遅すぎると感じるのは私たちだけでしょうか。

また、外壁工事が3月6日で終了するなら、4月1日まで約3週間あるのでその間、再開して閉館セレモニーなどをすることは十分可能だと思いますが、そうした措置をとらないのはなぜでしょう。

以前書いたように、東京都児童会館は年間約60万人の利用者がいる施設です。その施設の閉館にあたってイベントしても罰はあたらないと思いますが‥

東京都児童会館の沿革は以下の通りです(都議会厚生委員会提出資料を参考)

昭和34年4月  東京都児童福祉協議会が、皇太子殿下(今上天皇)御成婚記念事業として、会館建設の要請を知事に行う
昭和37年2月  建設工事着工
昭和39年3月  児童福祉法の児童厚生施設(大型児童館)として開設
昭和44年11月 日曜こども劇場開始
昭和48年8月  夏休み児童演劇フェスティバル開始
昭和49年8月  児童館交歓会開始
昭和50年3月  夏休み音楽フェスティバル開始
昭和60年11月 ヤング・サウンドフェスティバル開始
平成1年9月   全面改修工事実施
平成8年4月   人体迷路設置
平成9年4月   音楽スタジオ増設
平成10年3月  耐震診断実施(IS値(構造耐震指標)0.39~0.72)
平成15年11月 『第二次都庁アクションプラン』で「施設の老朽化や利用者の形態を考慮し、そのあり方の見直しを検  
           討」とされる
平成18年1月  『子ども家庭総合センター(仮称)基本構想』で、「児童会館は子ども家庭総合センター(仮称)に移転統合 
           することとし、遊びを通した子どもの健全な育成を図るため、これまで児童会館が担ってきた、地区児童館
           への支援や情報提供、児童館活動の研修の場、子どもの創意工夫の引き出す遊びの提供などの機能を
           継承する」とされた。
平成22年3月  子ども家庭総合センター(仮称)建設工事に着手
平成23年6月  「東京都児童会館の存続と充実に関する陳情」が賛成少数で不採択
平成23年12月 「東京都児童会館条例を廃止する条例」が反対少数で可決。東京都児童会館廃止が決定。

東京都児童会館の味も素っ気もない【休館及び閉館のお知らせ】の全文を引用してこの件を終わりにします。

【休館及び閉館のお知らせ】

 児童会館は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災以降、建物の安全対策工事等のため、現在まで休館しておりますが、この度11月30日開会の平成23年第4回定例都議会に提案しておりました「児童会館廃止条例」が、12月15日の本会議において可決されました。
 
 このことに伴い、児童会館は平成24年3月31日をもって廃止となります。
 3月31日までは、引き続き休館とさせていただきますが、この間、児童会館の付近を通行する人や、隣の美竹公園で遊ぶ人達の安全を確保するため、すでに終了した仮囲いの設置工事に引き続き、3月末までの予定で、PC版落下防止工事を行います。

 都としては、今後、地域の児童館が、自らの運営をより一層充実することができるよう、これまで児童会館が担ってきた、「地区児童館への情報提供や児童館活動の研修の場、子どもの創意工夫を引き出す遊びの提供」などの機能を、24年度中に開設予定の子ども家庭総合センター(仮称)に移転し、都全域を対象とした区市町村への支援を重点的に行っていきます。

 昭和39年3月の開館以来、47年の永きにわたってのご利用ありがとうございました。

平成23年12月16日
東京都児童会館

東京都児童会館の廃止と野宿者の追い出しの関連は3?

東京都は都立児童会館廃止に向けて着々と小細工を行います。

2010年3月に東京都都市整備局が渋谷地区ステップアップ・ガイドラインを作成します。
渋谷地区ステップアップ・ガイドライン

「はじめに」は以下のように書かれています。

(前略 引用開始)
 渋谷駅周辺では、平成24年度に予定されている地下鉄副都心線と東急東横線の相互直通運転を前に大規模な再開発が進むとともに、今後は駅の機能更新などにより、更なる利便性の向上が見込まれるなど、一層のポテンシャルの向上が期待されている。
 なお、本プロジェクトの都有地について、東京都が昨年実施した開発事業者を対象としたアンケートでは、9割以上が「開発ポテンシャルがある」と回答している。
 また、周辺には、大学や専門学校等の教育型産業、デザイナーやクリエーターの工房等クリエイティブ産業が多く立地し、キャットストリートに面する商業地には多くの若者たちが集まり、にぎわう街となっている。
                            ↓
 このような状況を踏まえ、都営宮下町アパートなどの都有地(敷地面積計:約2.6ha)において、都有施設の移転・更新等を契機に、駅周辺の開発が進むこの機を逃さず、都有地を活用した民間プロジェクトを展開することにより、駅周辺の再整備の効果を地区全体に広く波及させることを通じて、渋谷の更なる魅力向上、ひいては東京の都市再生につなげていく。(引用終了)

この文章の中の【都有施設の移転・更新】って何を指すのか?東京都児童会館しか考えられません。

その証拠として、第1章渋谷ステップアップ・ガイドラインの概要の東京都児童会館の所を引用します。

(引用開始)
●東京都児童会館(約0.4ha)
 児童会館は、昭和39年に設立された児童厚生施設であるが、都と区市町村との役割分担の観点から、平成24年度に機能移転を予定している。隣接して美竹公園や美竹の丘(特別養護老人ホーム等)などがあり、みどり豊かな落ち着いた環境にある。(引用終了)

都有地として出てくる宮下町アパート跡地、青山病院跡地には施設はありませんから、どう見ても児童会館のことです。

ここで問題になるのは移転の時期です。東京都児童会館は【平成24年度に機能移転を予定している】。

先行して行った宮下町アパート跡地事業の際の質問でも児童会館、青山病院跡地の事業実施時期や整備スケジュールについての質問が多い。

都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)宮下町アパート跡地事業・事業実施方針に対する質問回答書

東京都児童会館を、早くなくすにはどうしたら良いか?

都立児童会館の廃止条例を12月議会に出してしまえ。都立児童会館は子ども家庭センターに移転統合することになっているし、耐震性にも問題があることは周知の事実だから、当初の予定より早く廃止条例を出そうが問題にならないだろう。

そうやって都立児童会館の廃止条例さえ議会に通してしまえば、建物の解体をいつから開始しようが手続き上は問題ない。
こう考えたとしか思えません。

子どもや野宿者より、大規模開発が優先。これが今の東京都なんでしょう。

東京都児童会館の廃止と野宿者の追い出しの関連は2?

東京都児童会館の耐震性の問題です。

1998年3月に耐震診断が実施されIS値(構造耐震指標)が0.39~0.72であることが判明します。

耐震改修促進法では、耐震指標の判定基準が0.6以上とされていますから、耐震上の問題があることは明白です。
しかも東京都児童会館は1962年建設工事着工、1964年3月開設という建物ですから、老朽化もすすんでいます。

そのことに対して不安を感じた利用者から、耐震性を巡って裁判まで起こされています。詳細は下記にて
東京都児童会館の2009年度以降廃止決定、耐震強度危険について・詳細版情報(2009.2.26)

この裁判では原告敗訴が確定したものの、東京都児童会館の耐震強度の問題が解決したわけではありません。

この間の東京都児童会館の入場者数の推移は以下の通りです。(入館者数は東京都福祉保健局調べ)

年度       本館入館者数    ホール入館者数
平成18年度   65万5354人      6万7801人
平成19年度   66万7636人      5万8812人
平成20年度   58万8398人      6万7909人
平成21年度   55万2233人      6万8587人
平成22年度   53万8992人      6万5713人

入館者が一番少ない2010年度でも約60万の利用者がいます。しかも児童館ですから子どもの利用者が多いなんてことは分かりきっています。こういう施設こそまず第一に耐震補強工事を行うべきではないでしょうか

耐震改修促進法では6条に特定建築物の所有者の努力という項目があります。引用します。

(引用開始)
第六条  次に掲げる建築物のうち、地震に対する安全性に係る建築基準法又はこれに基づく命令若しくは条例の規定(第八条において「耐震関係規定」という。)に適合しない建築物で同法第三条第二項の規定の適用を受けているもの(以下「特定建築物」という。)の所有者は、当該特定建築物について耐震診断を行い、必要に応じ、当該特定建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない。
一  学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、老人ホームその他多数の者が利用する建築物で政令で定めるものであって政令で定める規模以上のもの (以下省略。引用終了)

東京都児童会館は「その他多数の者が利用する建築物」であり「必要に応じ」「耐震改修を行うよう努めなければならない」とされる建物に該当するとよもやま話編集委員会は考えますが、どうして東京都は耐震補強工事をしなかったのでしょうか?
さっぱり理解できません。

現実に東日本大震災によって、東京都児童会館は「休館」を余儀なくされます。

東京都児童会館ホームページに掲載された(現在では消去されています)「休館のお知らせ」を全文引用します。

                            【休館のお知らせ】
 児童会館は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災以降、現在まで休館中です。
 この間、会館の再開に向けた準備をしつつ、建物の安全確認調査を実施した結果、現状では、利用者の安全を確保しつつ、運営を再開することが困難であり、応急の安全対策をとることが必要であると判断しました。

 そのため、危険となる範囲区域への立入禁止措置(仮囲いの設置)と、外壁の落下防止措置(落石用防御金網の設置)を行います。
①仮囲いの設置
 平成23年10月5日から工事を開始しており、11月上旬に仮囲いが完成する予定です。
②落石用防御金網の設置
 仮囲い工事終了後、11月中旬から工事を開始し、来年2月に完成予定です。
このため、引き続き休館とさせていただきます。
(引用終了)

この文章を見て、誰が休館即閉館と思うでしょうか。応急の耐震補強工事が終了したら、再開すると考えるのは当たり前でしょう。東京都のやり方は利用者を愚弄しています。

東京都児童会館の廃止と野宿者の追い出しの関連は1?

2011年の12月議会に東京都児童会館条例を廃止する条例が提出され、共産党と一人会派の自治市民93(福士都議)の反対しかなく、可決されてしまいました。

上で唐突と言ったのは、東京都児童会館は3・11の東日本大震災によって【休館】し、8月15日から外周安全区画工事と外壁PC版制御工事に着手していたからです。

そもそも耐震工事は再開に向けての工事ではないのか?廃止をする建物になんで耐震工事をする必要があるのか?さっぱり理解できません。

私たちよもやま話編集委員会のメンバーだけでなく児童会館の利用者も当然理解できなかったようで、12月議会で二つの要請書が出されました。東京都児童会館の利用状況などの参考になるので個人情報を隠した上で引用します。
(以下引用開始)

東京都児童会館条例を廃止する条例に関する公開質問状

不明な点が多すぎる中で都民に事実を知らせないまま東京都児童会館条例を廃止するのは拙速です。

東京都都知事 石原慎太郎様

2011年12月6日

東京都児童会館のリフォームと充実を求める会 代表(個人名省略)

今都議会で東京都児童会館条例の廃止が提案されると聞いて、大変驚いています。というのは東京都児童会館ホームページには休館のお知らせが載っていますが、「会館の再開に向けた準備をしつつ」建物の安全確認調査を実施したとのことですが内容は知らされていません。運営の再開が困難であるとして、応急の安全対策として、落石用防御金網の設置の工事が進行中ですが、来年2月には完成予定であり、その間休館と発表されています。

多くの子どもたち、保護者、関係者はこの内容を見て、工事後の再開を期待していました。しかし、工事が始まっている中、12月の都議会で東京都児童会館条例の廃止条例が出されると聞いて大変びっくりしています。安全調査の結果の工事ですから、それが終われば再開だと思うのは自然です。利用者と都民への情報提供が極めて不十分であり、ないがしろにされています。
以下急遽質問をまとめましたので、10日まで速やかなご回答をお願いいたします。

①安全確認調査の報告を正確に知らせ説明責任を果たしてください。報告書の公開と要点の説明をお願いします。応急の安全対策が必要とだけの説明だけで、どういう結果だったのか利用者になにも知らされていません。

②耐震調査はしたのですか?結果はどうだったのでしょうか?どういう耐震補強をすれば使用できるのは、耐震補強がすれば使えるのか否か、耐震補強の計画はありますか。答えてください。

③今回の大震災で東京都児童会館が受けた被害、建物の内部と外部の被害状況を答えてください。

④ヤングサウンドフェスティバルや交換フェアーが中止になりましたが、ホールの状況は使用できないと判断した理由を答えてください。

⑤今行っている工事の持つ意味を答えてください。どうして工事中に条例廃止なのでしょうか。工事が利用再開を目指しての工事ではないのではないのですか。通行人と職員の安全確保のための限定的工事ですか。どうして内部の工事はないのでしょう。答えてください。

⑥条例の廃止に関しては、都議会の審議だけでなく、広く子どもと保護者、関係者に意見を聞くべきです。特に子どもの意見表明をする機会を設ける計画はありますか。パブリックコメントは行わないのですか。

⑦今廃止条例に都民が意見を述べるには、請願・陳情がありますが、都議会の慣例で提出した議会の次の議会で審査となっています。11月末に廃止条例提出を発表してすぐの議会で決めるなら、都民の条例への意見表明の機会が常に奪われますが、当然と考えるのですか。又子ども家庭総合センター開設がまだ一年先なのに、どうして急がれるのでしょうか。

⑧東京都児童会館の機能は、子ども家庭総合センターに引き継がれるとしています。子どもたちが日常的に遊び・交流する部屋やホール等はどれくらいのスペースが確保されていますか。

以上、お忙しい中すいませんが、ご回答を文書でお願いいたします。なおこの公開質問状は、都議会各会派と記者クラブに、参考配布しています。(引用終了)

もう一つ別の市民団体から出された要請書を引用します。
(引用開始)

東京都議会議員各位様

東京都立児童会館の存続を求める要請

日頃よりの都民生活向上のためご尽力いただき感謝いたします。私たちは子どもの健やかな成長を願い、安心してくらせる社会をとジェンダーの視点を基本に様々に運動をしています。

この度の議会に都立児童会館廃止の条例の提案がされるとの報道に大変に驚いております。大震災の3月11日以降休館になっておりますが、児童会館ホームページには、再開の準備をしつつ安全確認調査をしている、さらに応急の安全対策をとる必要があることが判明とありました。補修工事の日程もあり、安全性を確保された後には再開される運びとなると思っていたなかでの突然の廃止条例の提案は納得できるものではありません。

1964年に開館した都児童会館は都内最大の児童館で、年間60万人余が利用し子どもたちの遊びと文化の拠点になっておりたくさんの家族づれにも親しまれてきました。中高生がいろいろな活動ができる場、音楽スタジオなどの設備は大変充実し、利用者からは喜ばれています。また、子どものための専門劇場が併設されていることや地域の児童館の職員の研修の場としても専門家の評価も高く、児童会館は東京の子どもの文化を育て、その拠点としての役割を果たしてきました。

新宿に建設中の「子ども・家庭総合センター(仮称)」への移転で役割が引き継がれるということですが、引き継がれるのはごく一部の機能です。現在の児童会館に代わることはできません。耐震工事、補修工事などすみやかに実施し、安全の確保を万全にし、現在地での引き続きの児童会館の存続と充実を東京都に求めております。児童会館存続のためにご尽力いただきますよう心からお願いしたします。

2011年12月8日

新日本婦人の会東京都本部
住所・会長名省略(引用終了)
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