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渋谷区の他のネーミングライツと宮下公園のネーミングライツは全く違う

渋谷区はネーミングライツを数多く実施しています。

しかしながら、2006年の渋谷公会堂や2009年の大和田小学校跡地の文化総合施設のネーミングライツはネーミングライツ募集要項を公開し、それに対して応募してきた企業の中から選定するという手法を取っています。宮下公園と同じ土木部公園課が担当した渋谷区立公衆便所(注1)も文化総合施設や渋谷公会堂と同様の手続きを取っています。募集要項を対外的に公表し、外部から広く企業を募集しなかったのは宮下公園のネーミングライツだけです。

なぜ、渋谷区の行ったネーミングライツの中で宮下公園だけ違う形で行われたのでしょうか。

注1ー【参考】渋谷区立公衆便所ネーミングライツスポンサー募集要項参照

2012年6月8日の渋谷区議会本会議で無所属の堀切念仁議員がこの観点から質問をしています。その質問部分と区の回答部分を引用します。

(引用開始)三点目の質問ではございますけども、前回に引き続き、宮下公園のネーミングライツでございます。
 渋谷公会堂、公園のトイレなどのネーミングライツでは、公に公募され、具体的な最低金額も募集要項へきちんと明記されておりました。
 そして、その中でも、例えば渋谷公会堂では、最低契約金額が五千万円と明示をされておりましたけども、なぜ宮下公園の公募に関してはそもそも公に、大々的に公募がされなかったのか。
 また、宮下公園施設ネーミングライツ選定委員会の議事録を見ますと、同事業のように契約金額についてなぜ記載が議事録にもないのか。選定委員会の中ではなぜ最低契約金額の具体的な設定について話し合っていないのか。選定委員でもいらっしゃいました日置土木清掃部長にお伺いいたします。(引用終了)

堀切議員は1)渋谷公会堂や公衆便所は公に公募されたが宮下公園はしていない。なぜか。2)また宮下公園ネーミングライツだけ最低金額について明記されず、議論の際も出なかったのはなぜかという質問をしています。

(引用開始)土木清掃部長(日置康正) 私には、宮下公園のネーミングライツに関する御質問でございます。
 ネーミングライツの導入方法につきましては、その施設や条件によって異なるものと考えております。宮下公園のネーミングライツにつきましては、複数の企業から提案を受けたため、この選定に当たりましては、庁内に選定委員会を設置し、それぞれの提案の妥当性について審査いただきました。そのポイントは、施設の社会的貢献、経済的寄与、安定運営、イメージ向上等でございます。
 なお、この経緯につきましては、所管の都市環境委員会に報告させていただいております。
 以上、答弁といたします。(引用終了)

1)についてネーミングライツの導入方法は施設や条件によって違う。宮下公園のネーミングライツは複数の企業から提案があったという趣旨の発言をしています。

複数の企業とはナイキジャパンと株式会社Fidoのことです。

ナイキジャパンの提案は2008年2月6日の『プロジェクトに関する弊社からのご提案・要望事項について』(注2)、株式会社Fidoの提案は2月12日の『宮下公園未来計画ご提案書』(注3)とされていましたが、本当は違うことが宮下公園国賠で明らかになりました。

ナイキジャパンが渋谷区役所内にプレゼンテーションをしています。この日付は2007年の9月12日です。しかもスケジュールによれば2007年9月30日に基本構想終了、11月30日に基本設計終了という予定になっています。

従って2社の提案時期は同時期とは全く言えません。ナイキジャパンと株式会社Fidoの提案を比較して判断すれば準備がある程度進んでいるであろうナイキジャパンが有利に決まっています。

宮下公園のネーミングライツのおかしさは対外的に募集しなかったことにだけあるのではありません。2008年2月25日の「渋谷区立宮下公園施設ネーミングライツ選定委員会について」の選定基準は以下の通りです。

(引用開始)
4  選定基準
(1)名称
(2)金額
(3)企業の社会的貢献の具体的内容
(4)施設整備の具体的内容
(5)その他(管理コスト等)
(引用終了)

上記で説明した項目と違っています。上記で説明した項目になったのは3月7日の第2回渋谷区立宮下公園ネーミングライツ選定委員会です。選定委員会が開始され、実質審議が行われている最中に選定基準を変更する。
そんなやり方のどこに公平性があるのでしょう。

ついでに言えば、渋谷区議会都市環境委員会で選定基準の変更なんて一言も報告していません。

2)の最低金額について日置土木清掃部長は答えていません。

注2ー2008年2月6日のナイキジャパンの提案書12008年2月6日のナイキジャパンの提案書2参照

注3ー2008年2月12日の株式会社Fidoの提案書12008年2月12日の株式会社Fidoの提案書22008年2月12日の株式会社Fidoの提案書3参照

堀切議員は再質問を行います。

(引用開始)さらに、宮下公園のフットサルの使用とかクライミングウォールとかが計画をされて、この計画をやっていく中で、宮下公園の使用料に関しましてですけども、これに関してもちょっと再質問をさせていただきますけども、以前のフットサルだけで運営していたときでも、平成十八年から一時閉園まで平均二千五百万円もの収入があったと過去の記録になっております。これは大きく公募すればもっと安定して高額のお金を払ってもらえる企業もあったのではないかと私は思っているんです。何もこんなに安く貸すことはないんではないかと思っているんですけども、その辺も再答弁をお願いいたします。(引用終了)

再質問で宮下公園のリニューアルオープン後の使用料が適正かどうかを聞いています。

(引用開始)土木清掃部長(日置康正) 堀切議員の再質問にお答えをいたします。
 スポーツ施設の使用料につきましては、条例の定めにより徴収をしておりますので、安く貸すといったようなことではなく、規定に従ってちょうだいしているものでございます。
 以上、答弁とさせていただきます(引用終了)

日置氏の答弁は釈然としません。

2009年9月30日の渋谷区議会で桑原敏武渋谷区長は「この施設計画が完成した暁には、区の財政負担を増やすことなく」と発言をしているにも関わらず、宮下公園のフットサル場は宮下公園「整備工事」以前と料金が全く変わっていません。

施設改築に伴って施設利用料を上げるのは当たり前の行為でしょう。今後の施設維持費をどこから捻出するつもりなのでしょうか。

全文は6月8日渋谷区議会本会議にて
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