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【参考】宮下公園「部分閉鎖」に関しての各紙の報道

9月16日付けの各紙の報道を紹介しておきます。

まずは毎日新聞。

【宮下公園 一部閉鎖 
 渋谷区整備へ
  緊急の対応】

(引用開始)渋谷区は15日、区立宮下公園(同区神宮前6)の一部を閉鎖したと発表した。公園は同日から、使用できなくなった。同公園は区がスポーツメーカー「ナイキ」に命名権を年間1700万円で売却(10年契約)。新名称を「宮下NIKEパーク」とし、同社側が整備費用を出して今年4月から改修を行う予定だったが、市民団体の反対で着工を見合わせている。区によると、公園内には路上生活者数人が生活するほか、市民団体の張ったテントなどがあるという。閉鎖したのは公園の出入り口9カ所で、うち2カ所は門扉を取り付けた。公園内に残っているテントなどの撤去を呼びかけるとともに、路上生活者には区の自立支援施設への入居を促している。区は「公園の荒廃が目にあまり、緊急の対応として部分閉鎖を実施した」と話している。(引用終了)

公園が使用できないといいながら、渋谷区の言い分の一部閉鎖をそのまま使う神経が理解できません。

しかも閉鎖が出入り口9ヵ所、そのうち2ヵ所に門扉を付けたと書きながら、事態の切迫さを感じさせない書き方は、さすが客観報道の新聞社と皮肉を言っておきましょう。


次は朝日新聞

【渋谷・宮下公園 立ち入り禁止に
  区、再整備計画】

(引用開始)渋谷区は15日、渋谷駅近くの区立宮下公園を立ち入り禁止にした。同公園は、スポーツ用品メーカーのナイキジャパン(東京都品川区)が昨年8月に命名権を取得し、約4億円をかけてロッククライミングが体験できる施設などを整備する計画だったが、これに反対する団体が公園を占拠していた。区によると、当初は昨年秋に着工し、今年春のオープンを目指していたが、当時、園内にいた約30人のホームレスを自立支援施設などに移すのに時間がかかったうえ、4月からは「団体による不法占拠のため、着工を見合わせてきた」(区土木部)。今回の措置は「この間、園内樹木の切り込み作業ができず、JR山手線側へ枝落ちや倒木の恐れが出てきた」(同)ことに伴うもので、今後は団体の設置物の強制撤去も検討し、早ければ月内にも再整備にこぎ着けたい考えだ。(引用終了)

反対派が公園にオブジェを置いたり、テントを貼ったりしたのは事実ですが、一般人の通り抜けも出来たから占拠とまでは言えないのでは。

相も変わらず4億円が一人歩きしていますが、施設設備費の見積もりは正確に公表されたことはありません。ナイキ主催の説明会の日程前にフェンス設置をしようとしていることは、当ブログでも紹介したので4月から工事を見合わせてきたわけではありません。反対団体と木の剪定にはなんの関係もありません。

今度は読売新聞

【宮下公園出入り口封鎖
  渋谷区 再整備反対派の占拠受け】

(引用開始)渋谷区は15日、渋谷駅近くの区立宮下公園の出入り口を封鎖し、立ち入り禁止にしたと発表した。同公園はスポーツ用品大手「ナイキジャパン」が昨年8月10年契約で命名件を取得し、「宮下NIKE(ナイキ)パーク」として再整備されることが決まっているが、これに反対する団体が公園内にテントを張るなどして一部を不法占拠する事態が続いていた。封鎖に踏み切った理由について、同区は、「不法占拠で公園の木の手入れも出来ず、ゴミが散乱するなど、治安、衛生上も好ましくない」と説明している。区によると、この日、公園内にはホームレスの男性が3人おり、職員が公園を出るよう説得。公園内には反対する団体が設置したテント4~5張りが残っており、同区では、今後、テントの強制撤去も検討する。(引用終了)

前半部分は朝日新聞とほぼ同じ内容です。「公園内に反対する団体が設置したテント4~5張り残っており」と書いてありますが、今回の渋谷区の措置は宮下公園の「部分閉鎖」であって、荷物の除去ではありませんからテントが残っていてもおかしくありませんし、そもそも公園の南側の渋谷駅付近は使用禁止地域でもありません。

今後のテントの強制撤去とは行政代執行などを示唆しているのでしょう。その前に出入り口を封鎖したことについての批判的な視点は見られません。

東京新聞です。

【渋谷区が宮下公園封鎖 
 改修着工視野 反対派締め出し】

(引用開始)JR渋谷駅近くの東京都渋谷区立宮下公園の整備計画に反対運動があり、着工が遅れている問題で、区は15日、「反対団体の不法占拠で荒廃した公園の機能回復のため」として、公園を封鎖した。公園内の反対団体は締め出され、「話し合いもなく横暴」と区側に抗議した。区によると、封鎖の直接の目的は、台風シーズンを前に、樹木の剪定やごみの除去などに一週間程度、取り組むため。だが、「続けて今月内にも着工したい」(土木部)としている。区は同日早朝、民間業者を含め約120人で封鎖作業に当たり、当時園内にいた反対団体メンバーら数名を外に出した。閉鎖後、反対する約60人が抗議活動を行った。区は同公園の命名権を大手スポーツ用品メーカー「ナイキジャパン」に売却しており、当初は同社の負担による改修工事を昨年9月に着工し、今年5月に再開園する予定だった。(引用終了)

木の剪定を口実にして宮下公園を封鎖したが、引き続いて宮下公園「整備工事」に入ろうとする渋谷区の計画が書かれています。また、公園にいたホームレスを締め出したことが始めて触れられています。現地で取材をして記事が書かれた様子が伺えます。

最後は産経新聞です。

【ナイキ命名権取得の宮下公園 
 占拠の反対派締め出しへ 
      渋谷区一部閉鎖】

(引用開始)スポーツ用品メーカーの「ナイキジャパン」(品川区)が渋谷区からネーミングライツ(命名権)を取得し、「宮下NIKEパーク」として生まれ変わる予定だった区立宮下公園に、計画に反対する団体がオブジェを置くなどして工事が始められない状態が続いている。このため区は15日、公園出入り口の一部を閉鎖。さらに、オブジェなどの撤去に乗りだす方針を打ち出した。

 区によると、区は平成21年8月、宮下公園の命名権を年1700万円で譲渡する契約をナイキと結んだ。契約期間は10年間。ナイキは公園を「宮下NIKEパーク」として、スケートボード場やクライミング施設、エレベーターなどを整備する予定だった。しかし、22年4月から、"ナイキ公園化"に反対する団体が、公園の占拠を開始。テントや傘などを使ったアートと称するオブジェを設置した。反対団体の一つの「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」の小川てつオさんは「公園をナイキの宣伝媒体に使うのはおかしい」と話している。園内にはゴミがあふれ、樹木の剪定(せんてい)もできないために区は15日、公園の9カ所の出入り口のうち7カ所を閉鎖。残る2カ所については警備員を配置する措置をとったという。区は「伸びた枝が今後、台風などで落下する事故の可能性も否定できない。区としては見過ごせない」とし、反対派がオブジェなどを撤去しない場合は、強制撤去など法的措置も辞さない構えだ。公園には、かつて数十人のホームレスが寝泊まりしていたが、“ナイキ公園化”が決まって以降、区が自立支援や就労支援を行い、現在は4人に減っている。区はホームレスについては「無理に退去してもらわず、警備員のいる出入り口のほうで出入りしてもらえたら」としている。(引用終了)

他の新聞記事ではないリードもついています。また今回の一時封鎖のために警備員が使われたことも書かれています。オブジェを撤去しない場合の法的措置、この時点でも宮下公園にホームレスがいること。そのホームレスは宮下公園にいても良いという考えを渋谷区が持っていることなど、今後の展開を示唆する中身も書かれています。

こうやって見ると、毎日新聞、朝日新聞の記事がいかに取材をしていないかが分かってしまいます。ナイキジャパンにも渋谷区にも話が聞けるのだから、ちゃんと調べて記事を書いて下さいね。お願いします。

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