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民主的手続き批判ではマスコミは一切無視ですから

宮下公園「整備」工事を前にごちゃごちゃと文句の声が聞こえてきた。その連中がネタにしているのは『東京藝術史』というサイトのようだ。

このサイト作成者がどのような人物か知らないが、関係ある部分のみ引用して批判しておく。

(引用開始)
また、ある一つの現象をめぐる議論で、複数の文脈がごった煮的に取り扱われることにも、もどかしさを感じる。物事をよく理解するためには複層的に考え単純化を避けるべきだろうけれど、議論する際は文脈を丁寧に切り分けて一つ一つ論点をクリアにしなければならないだろう。

この宮下公園のナイキ化をめぐる問題も同様だ。僕なりに整理すると、この問題をめぐっては、以下のような複数の文脈がからみ合っている。

・区・区議会における、ナイキ化決定までの手続き論(民主主義の在り方問題)
・公園の公共性の問題(公共性概念の問題)
・公園に住むホームレスたちの権利問題(公共性概念の問題へ接続)
・ナイキへの反発(反資本主義・反商業主義の問題)
・ネーミングライツ売却自体への疑問(財源問題、公共施設の在り方問題)

これらの文脈を切り分けずに一緒くたに扱うと、例えば、仮に渋谷区の拙速な手続きに怒りを覚える人がいたとしても、反対グループがホームレスの権利や反資本主義的キーワードを声高に叫ぶことの方により強い拒否反応を覚え、渋谷区政へ向けていたはずの怒りを鎮めてしまう可能性がある。

また、マスコミも、どういった類の団体が反対運動をしているかで、コミットの仕方を判断するから注意が必要だ(そのマスコミの在り方が良いという話ではない)。プロ市民が反資本主義を漂わせながらナイキ化反対を唱えるのと、宮下公園周辺の住民が行政手続きの不備を指摘しながらナイキ化を反対するのでは、まったく記者たちの食いつき方が異なる。前者の場合、黙殺されるのがオチだろう。

実効性のある運動にするために重要なのは、効果的な論点へと絞り、合理的かつ戦略的に事を進めることであり、「(渋谷区による宮下公園のナイキ化は)民主主義に反したやり方」だとコメントしたピーター・バラカン氏はこの点に自覚的である(参照)。一企業へのネーミングライツ売却だけなら別に宮下公園に限った話ではないし、ホームレスの追い出しについても同様。しかもこの二つについては賛成者が多いわけであり(僕もネーミングライツという財源確保の方法論自体には反対しない)、主な論点とするには苦しい。宮下公園ナイキ化の反対運動においては、僕は余計な議論を付け加えず、とかく手続き論に終始すべきだったと思う。

個人的に疑問を抱くのは、ネーミングライツ購入(年間1700万円 ×10年)と有料施設化への工事費負担(4~5億円?)を“抱き合わせ”にした全面改修案がナイキ主導で策定され(つまり、ナイキほどの大企業でなければ受託できない案を区が採用させられ)、公募入札なしでナイキに委託されることが決まった経緯(入札を実施してもナイキ以外手を挙げなかっただろうけれど)。また、区議会での審議がほとんどナイキ側と話を進めて既成事実化した後に行われたことも不誠実だと思う。この点をマスコミに叩かせて世論形成し、その後、どれだけ多くの議員を懐柔できるかが鍵だったのだろう(言うは易し)。
(引用終了)

手続き面をいくら論理的や資料を基にして説明しても何の力にもなりません。残念ながらツイッターのフォローも増えない、ブログへのリンクも貼られないなどの事実が厳密に示しています。

泣き言はこれくらいにして、一文ずつ引用して下に私たちの言い分を載せておこう。

(引用開始)また、ある一つの現象をめぐる議論で、複数の文脈がごった煮的に取り扱われることにも、もどかしさを感じる。物事をよく理解するためには複層的に考え単純化を避けるべきだろうけれど、議論する際は文脈を丁寧に切り分けて一つ一つ論点をクリアにしなければならないだろう。(引用終了)

これは、その通り。

(引用開始)この宮下公園のナイキ化をめぐる問題も同様だ。僕なりに整理すると、この問題をめぐっては、以下のような複数の文脈がからみ合っている。

・区・区議会における、ナイキ化決定までの手続き論(民主主義の在り方問題)
・公園の公共性の問題(公共性概念の問題)
・公園に住むホームレスたちの権利問題(公共性概念の問題へ接続)
・ナイキへの反発(反資本主義・反商業主義の問題)
・ネーミングライツ売却自体への疑問(財源問題、公共施設の在り方問題)(引用終了)

財政指数という客観的指標からみても財政的に豊かな渋谷区とネーミングライツを結びつけるのはなんの根拠もありません。

ナイキへの反発も反資本主義・反商業主義なんて大げさなものではなく、事情が来たら説明をするなどとしておきながら、渋谷区宮下公園ネーミングライツ基本協定書に対してもプレスリリースは出さないは、渋谷区議会でナイキジャパン主催の説明会と言っておきながら、誰も来ない上にその後一回も来ないで工事着工するなど企業として最低限の約束すら守らないことが原因でしょう。

ナイキジャパンが説明会すっぽかしは公然の事実ですが、マスコミは地の文でその事実ですら明らかにせずに反対派の発言の中でそれとなくにおわせるという汚い手法を取りました。

手続き批判が何の力にもならないことは、ここからも明らかです。

(引用開始)これらの文脈を切り分けずに一緒くたに扱うと、例えば、仮に渋谷区の拙速な手続きに怒りを覚える人がいたとしても、反対グループがホームレスの権利や反資本主義的キーワードを声高に叫ぶことの方により強い拒否反応を覚え、渋谷区政へ向けていたはずの怒りを鎮めてしまう可能性がある。(引用終了)

手続き論批判で反対論が生まれるほど手続き論がマスコミ等で報道されたことなどありません。可能性は確かにあるが、そんな人はいるのでしょうか。

いるというなら証拠をお見せ下さい。

(引用開始)また、マスコミも、どういった類の団体が反対運動をしているかで、コミットの仕方を判断するから注意が必要だ(そのマスコミの在り方が良いという話ではない)。プロ市民が反資本主義を漂わせながらナイキ化反対を唱えるのと、宮下公園周辺の住民が行政手続きの不備を指摘しながらナイキ化を反対するのでは、まったく記者たちの食いつき方が異なる。前者の場合、黙殺されるのがオチだろう。(引用終了)

まったく逆です。

よもやま話編集委員会の協力者は渋谷区民で住所氏名を明らかにして記者会見やアワープラネットTVの取材も受けましたが、一言たりとも使われたことはありません。

記者会見は運動初期の2009年7月30日に行われました。そのことはブログの年表に載せてあります。

渋谷区民が手続き批判をしても、マスコミに一切載らないことは、事実が証明しています。

マスコミは宮下公園に居座るホームレスとそれを支える支援者VSそれに対して苦慮する渋谷区と忍耐強いナイキジャパンという、構図を勝手に描いてそれにあてはまらないよもやま話編集委員会の協力者をパージしたのでしょう。

(引用開始)実効性のある運動にするために重要なのは、効果的な論点へと絞り、合理的かつ戦略的に事を進めることであり、「(渋谷区による宮下公園のナイキ化は)民主主義に反したやり方」だとコメントしたピーター・バラカン氏はこの点に自覚的である(参照)。一企業へのネーミングライツ売却だけなら別に宮下公園に限った話ではないし、ホームレスの追い出しについても同様。しかもこの二つについては賛成者が多いわけであり(僕もネーミングライツという財源確保の方法論自体には反対しない)、主な論点とするには苦しい。宮下公園ナイキ化の反対運動においては、僕は余計な議論を付け加えず、とかく手続き論に終始すべきだったと思う。(引用終了)

実効性のある運動という定義がよく分かりませんが、手続き論に終始した協力者の発言は、マスコミはおろかミニコミに至るまで排除なんですから、全く何の力にもなっていません。

この当時の筆者では分からないことを後付けで書くのは卑怯だと自覚していますが。工事着工阻止には徹底的な実力阻止闘争が有効なのは、渋谷区が手続き無視の行政代執行まで出してきたことで明白です。

(引用開始)個人的に疑問を抱くのは、ネーミングライツ購入(年間1700万円 ×10年)と有料施設化への工事費負担(4~5億円?)を“抱き合わせ”にした全面改修案がナイキ主導で策定され(つまり、ナイキほどの大企業でなければ受託できない案を区が採用させられ)、公募入札なしでナイキに委託されることが決まった経緯(入札を実施してもナイキ以外手を挙げなかっただろうけれど)。また、区議会での審議がほとんどナイキ側と話を進めて既成事実化した後に行われたことも不誠実だと思う。この点をマスコミに叩かせて世論形成し、その後、どれだけ多くの議員を懐柔できるかが鍵だったのだろう(言うは易し)。
(引用終了)

「言うは易し」と分かっている人に言っても、しょうがありませんが、手続き論をいくら言ってもマスコミは書きませんよ。

ナイキジャパンのネーミングライツ放棄の時だって、ナイキジャパンの言い分だけでなく、反対派の言い分を聞いて取材すればいいのに、そんなこと一切していません。

通称名を宮下ナイキパークからみやしたこうえんに変えたと言うことで一部マスコミが先走って記事を書いていますけど、宮下公園ネーミングライツ基本協定書では以下のようになっています。

協定条項の変更
第16条 本協定のいかなる条項の変更、追加又は削除も本協定書に別段の定めがある場合を除き、甲乙の各代表者が記名押印した書面によらない限り効力を生じないものとする。

別段の定めがある場合を除き、渋谷区とナイキジャパンの代表者の記名押印した書面がない限り、条項の変更、追加、削除は効力を生じない。という意味ですよねえ。

こういう文章があるかどうか、きっちり情報公開かけてあげました。出てこなかったら手続き上不備ですね。
そのことをマスコミが書いてくれるんですか。ミニコミが書いてくれるんですか。

前のナイキジャパンのネーミングライツ放棄のウソをスクープしたときだって無視ですから、今度もどこも無視でしょう。

手続き面をきっちり報道してくれるマスコミがあるなら、教えて下さいな。

手続き論をいくら言っても書かないマスコミを全く批判しないで、こんなこと言ってもただの寝言でしょう。

 宮下公園アーティスト・イン・レジデンス~NIKEパーク化問題


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