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根拠はあるの?宮下公園リニューアルオープン報道

2011年4月30日の宮下公園のリニューアルオープンを東京新聞と読売新聞が報道していました。

まずは、東京新聞。東京新聞は24面と18面で報道しています。

24面の方から引用します。

【宮下公園が再開
  渋谷 改修終え、反対派抗議】

 東京都渋谷区が大手スポーツ用品メーカー「ナイキジャパン」(品川区)に命名権を売却して回収中だった渋谷区立宮下公園が三十日、「みやしたこうえん」の通称名でリニューアルオープンした。
 同公園の改修をめぐっては、「路上生活者の閉め出し」などと市民団体が反発。区は昨年九月、反対派団体が公園内に設置したテントを行政代執行で撤去し、十月に着工した。開園は当初予定の昨年五月から、一年遅れ。
 正午の開園後、新設された有料スケートボード場では早速、大勢の愛好家が滑走を楽しんだ。
 一方、園外では数十名の警察官が警戒に当たる中、反対派団体が抗議演説を行った。=写真。区は式典への報道陣の取材を拒否し、従来の閉鎖的な対応を繰り返した。
 区とナイキは二〇〇九年八月、ナイキが同公園の通称名を「宮下ナイキパーク」と命名する権利を年間千七百万円の十年契約で取得する協定を結んだ。しかし、ナイキは昨秋の着工時、社名を通称名に入れない方針を表明。今年三月、「みやしたこうえん」への変更を区に申し出た。(引用終了)

行政代執行で撤去したのはテントだけではありません。どんなものが対象だったのかは都市公園法に基づく除却命令で示してあります。

「開園は当初予定の昨年5月から」というのはどの資料に基づいて言っているのか、よく分かりません。

次に東京新聞の18面を引用します。

【「都会のオアシス」になれるか
  厳重警備に囲まれ】(横見出しで【宮下公園再オープン】)

 「みやしたこうえん」の名の下で、三十日にリニューアルオープンを迎えた渋谷区立宮下公園(同区神宮前六)。歓迎の声もあれば、抗議や警備のものものしさも目立つ再開園となった。渋谷駅のすぐ北、繁華街の中の貴重な公園として、文字通り「都会のオアシス」になれるだろうか。(増田恵美子)

 「賛否両論あるのは知っている。ただ、自分たちは都内に少ないスケートボード用の施設ができるというので、楽しみでした」
 初日に家族で訪れた新宿区の会社員佐藤直人さん(四一)。スケートボードが得意な長男の小学二年生鷹来(たから)君(7つ)は普段、世田谷区の公園まで出かけているが、宮下公園の方が近くて便利だ。
 リニューアルの目玉は、スケート場やロッククライミング用の壁など、有料の運動施設の新設。定員五十人のスケート場は初日から満員御礼となった。
 一方、市民団体「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」の山川宗則さん(三九)は「公園は夜間閉鎖されるようになった。公のものである公園本来の姿からは程遠い。今後も問題提起していきたい」と話した。
 また、同公園は命名権契約を結んだ「ナイキジャパン」が、企業名も商品名も名前に入れない異例の事態となった。一連の区の対応や反対運動を受けて、ナイキ側が不本意ながら取り下げたのではとの見方があるが。ナイキは「区とのコミニュケーションに問題はなく、協議を重ねた上で決定した」(広報)と説明する。桑原敏武・渋谷区長も「企業の社会貢献として、こういう形もあっていい」と、異例との見方を否定し、「新しい名所ができた」と強調する。
 約四億円とされる改修費は、命名権とは別にナイキが負担した。
 公園の正式名称は宮下公園のままだが、区は今後、通称名の使用を広く求めていく。
 開園は午前八時半~午後十時半。ただし、当面は節電のため午後六時半閉園。(引用終了)

「スケートボード用の施設ができる」なんて利用者は言っていますが、当初の渋谷区民の要望は違います。そのことはナイキジャパン社の提案後に出されたスポーツ関係の2つの要望書で示しています。どうして変わったのかを取材するのがマスコミの仕事でしょう。

定員50名が事実だとしたら一日のスケート場の利用者は最大700人。クライミングウォールの定員が分かれば収入は分かります。黒字化の道はなかなか大変そうです。

「区とのコミニュケーションに問題はなく、協議を重ねた上で決定した」とナイキジャパンの広報の発言をうのみにしていますが、本当にそうなのでしょうか。

「新聞記事に出ていたナイキがネーミングライツを外すと言っているが、その辺を渋谷区は確認しているか」と協力者が聞いたら、「渋谷区は、現時点(平成22年12月15日)で協定変更の連絡を受けていません。この件について、渋谷区からも再度確認をしましたが、協定書を変更する予定はないとのこと」という連絡を受けています。

とても渋谷区とナイキジャパンの間のコミニュケーションがうまくいっているとは思えません。

注ー渋谷区の情報提供資料だから全文をあげるなと提供者から言われていますが、渋谷区が提供者に対して開示を遅らせるなどの嫌がらせを続けるなら、こっちの責任で全文暴露に出るからそのつもりで対処して下さいね!

増田恵美子記者。以前も書いたけど改修費は建築主ナイキジャパンと請け負った東急建設との関係の民民契約ですから、渋谷区は額がいくらになろうが関係ありません。

改修費を書きたいならナイキジャパンなり東急建設なりにしっかり取材して確定した数字を書いて下さいね。よもやま話編集委員会や反対派と違ってナイキジャパンはあなたの質問にはしっかり答えてくれるようですから。しっかり仕事して下さいね!

最後に読売新聞。

【「みやしたこうえん」開園
  渋谷 若者ら早速歓声】

 スポーツ用品大手「ナイキジャパン」が命名権を取得し、改修していた渋谷区立宮下公園が30日、再オープンした。通称に「NIKE(ナイキ)」は盛り込まれず、「みやしたこうえん(Miyashita park)」となった。
 区立公園としては珍しく、スケートボード場と、岩のような持ち手をつかんで登るクライミングウォールを新設。正午に開園すると、スケボーを抱えた若者たちが駆け付け、臼のようなくぼみや急な坂を滑ってはジャンプして楽しんでいた。
 小金井市の自営業阿久津夏平さん(35)は「滑れる施設は少ないので大歓迎。これから、どんどん来たい」。クライミングウォールを初体験した区立神南小5年茂田みのりさん(10)は「初めは怖かったけど、慣れると上までいけて気持ち良かった」と笑顔を見せた。
 同公園を巡っては、同社が2009年に年1700万円で10年契約し、「宮下NIKEパーク」となる予定だった。だが、公園内で生活するホームレスや市民団体が再整備に反対し、テントを設置。区が昨年9月に強制撤去する行政代執行を行った経緯がある。この日も開園前後には反対派のデモがあり、警察官が警戒するなど物々しい雰囲気に包まれた。
 開園時間は当面、午前8時半~午後6時半。スケートボード場などは有料で、詳細は管理事務所(03・3498・6231)へ。(引用終了)

「クライミングウォールを初体験した」なんて安易に書いているけど、ロープクライミングは小学生以上の人が対象ですから、ポルタリングの方でしょう。誤解を生まないようにちゃんと書いて下さいね。

ホームレスが反対運動の中に入ったのは一つの進歩ですが、ホームレスの人は再整備に反対するためにテントを設置したわけではないでしょう。宮下公園の基本的な事実関係をつかんで下さいね。

東京新聞と毎日新聞に共通している点が2つあります。

まずは、フットサル利用者のことが全く書いていない点です。フットサルは渋谷区の甘い見通しのせいで、宮下公園部分閉鎖の2010年9月15日の一年以上前にあたる2009年9月1日からずっと貸し出されないという状態で、一番迷惑を受けているのだから、その人の声を拾うことこそ重要ではないでしょうか。

次は、本当に通称名の【みやしたこうえん】が有効なのかということです。

渋谷区立宮下公園ネーミングライツ基本協定書の協定条項の変更の部分を引用します。

(協定条項の変更)
第16条 本協定のいかなる条項の変更、追加又は削除も本協定書に別段の定めがある場合を除き、甲乙の各代表者が記名押印した書面によらない限り効力を生じないものとする。(引用終了)

協定の4条の1で「宮下NIKEパーク」とあるのを「みやしたこうえん」と変えるのは、誰が見ても協定条項の変更に該当するでしょう。

別段の定めなどはありませんので、渋谷区とナイキジャパンのそれぞれの代表者が記名押印した書面によらない限り、効力を生じないという意味なのはお分かりですよねえ。

本当に渋谷区とナイキジャパンのそれぞれの代表者が記名押印した書面なんてあるんですか?

ナイキジャパンが命名権を放棄などしていないのに、ナイキジャパンの言い分だけうのみにして各紙がデタラメを書いた様子は【参考】ナイキジャパンのプレスリリース後の各紙報道で報告したけど、今度は本当に大丈夫?
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