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宮下公園整備工事を適正な処理と言い張る渋谷区

宮下公園の設置許可申請の問題点について、これでもまとも?宮下公園施設設置許可申請(1)これでもまとも?宮下公園施設設置許可申請(2)これでもまとも?宮下公園施設設置許可申請(3)と、当ブログで3回にわたって指摘しました。

宮下国賠でも当然問題視され、原告が被告渋谷区に対して書類の提出を求め、渋谷区が都合の悪い部分を裁判所に隠して提出(乙55号と乙56号証)し、原告から指摘され、再度書類を出し直すハメ(乙59号と乙60号証)になったことは都合の悪い証拠は隠して裁判所に提出する渋谷区!やっと情報公開と同じものを裁判所に提出した渋谷区で、また都合の悪い証拠は隠して裁判所に提出する渋谷区(2)やっと情報公開と同じものを裁判所に提出した渋谷区(2)で説明しました。

渋谷区議の中でも、宮下公園の設置許可申請について疑問点を感じた議員がいて、2012年3月2日の渋谷区議会で質問をしています。無所属の堀切念仁議員です。その質問部分と区の回答部分を引用します。

(引用開始)まず初めに、リニューアルオープンからもうすぐ一年になります宮下公園ですが、この総括の意味を込めて何点かお伺いいたします。
 一番初めに、この公園のオープンに当たり、都市公園法第五条の工事許可から工事の遅延、そして完成まで、どのような経緯だったのか。また、そのとき区は適正に動いたのかお伺いいたします。
 二点目は、公園のネーミングライツにより、改修費用については全額ナイキジャパンの持ち分であると議事録にもあります。しかしながら、最近の情報公開によりますと、ネーミングライツの契約期間でもあるにもかかわらず、契約終了の十年を待たず、既にナイキジャパンより造作物の寄贈を受けているようになっております。
 それで、クライミングウォールやスケートボード場、そしてエレベーターなどの補修、維持管理などは、今後どこが支払うのでしょうか。また、数年後から必要となるこれらのランニングコストをどれくらい見込んでいるのか、日置土木清掃部長にお伺いいたします。(引用終了)

堀切議員は宮下公園について1)宮下公園の設置許可申請について2)宮下公園のランニングコストはだれが払うのか3)その費用はいくらかを質問しています。

(引用開始)土木清掃部長(日置康正) 私には、公園問題について二点のお尋ねがございました。
 まず、宮下公園にかかわる工事について、工事の許可から遅延、完成までのプロセスはどのようになっているのかとの御質問であります。
 この宮下公園の整備工事につきましては、当初、株式会社ナイキジャパンに対し、工事期間を平成二十二年四月一日から同年十月三十一日までとして、同年四月一日に許可したところでありますが、宮下公園の整備に反対する団体が長期にわたり公園を不法に占拠しており、工事着手を見合わせることを余儀なくされておりました。
 その後、工事着手の条件が整ったため、平成二十二年十月十二日、工事期間を平成二十三年四月三十日までとする変更届が提出された後、工事に着手し、工事は順調に進捗して、平成二十三年四月二十九日に公園整備工事が完了いたしました。そして、翌四月三十日にリニューアルオープンし、一般利用を開始したところでございます。
 次に、公園内の設備はナイキジャパンの所有と理解していたが、実際の維持管理はどのような形態となっているのか、またランニングコストはどれくらいかとの御質問でございます。
 宮下公園の整備工事につきましては、同社とのネーミングライツ協定において、同社の提案に基づき区と同社の協議によって合意した計画を同社の負担で行うこととされており、整備された公園施設は区に寄附され、区の所有物となっております。したがいまして、整備後の公園施設の維持管理及び運営につきましては、他の区立公園と同様、区が公園管理者として実施しております。また、年間のランニングコストといたしましては、約三千万円程度を見込んでおります。
 以上、答弁といたします。(引用終了)

1)の質問については2010年3月23日にナイキジャパンから許可申請書が出て、4月1日に渋谷区が許可書を出した。
2)の質問についてはナイキジャパンから寄付を受けており、渋谷区が公園管理者として負担する3)の質問については約3000万程度と説明しています。

(引用開始)十二番(堀切稔仁) 再質問を日置部長のほうにさせていただきます。
 都市公園法の第五条では、都市公園を管理する者、つまり渋谷区以外の者、つまりナイキ、この都市公園施設に設けられている公園施設を管理しようとするとき、条例で定める記載事項を記載した申請書を公園管理者に提出するとなっております。その許可を受けなければ、当然、これは許可にならないわけですけれども、先ほどおっしゃっていた許可書の、ナイキジャパンから出された公園許可申請書ですが、私が情報公開で手に入れている書面ですと、平成二十二年三月二十三日付で出されております。工事期間は四月一日から十月三十一日までです。そして、同日にこれは受理印は押されているようですが、そして、これの会議録を見ますと、申請が二十三日、起案が二十五日、決裁の決定が四月一日になっております。
 にもかかわらず、この区の受理印がある公園施設の許可申請書自体、一緒につけられている東急建設の申請書、別記というものがあるんですけれども、これには表紙に宮下公園工事計画とありまして、既にもう四月付と、二十三日に出されたのに四月付と書いてあります。さらに、中身の二十五ページには、地元周知というところがございまして、そこには、翌日にやったはずの三月二十四日の勤労福祉会館で行われた説明会を既にやったというものが一緒に付随されて出されております。これであると、とても受理印を押せるものではないんじゃないでしょうか。やってもいないような説明会をやったということになってしまいますし、出されたのが前の日ですから。受理印を押す前に、まず中身を確認すると、これタイムマシーンでさかのぼらないと、この書面はまずできないんじゃないかというような書面になっています。
 それから、今度は二点目に工事変更届でございますが、これは十月十二日に提出されたとなっておりますけれども、これには四月一日から翌年の四月三十日までと部長がおっしゃっておるとおり書いています。
 しかしながら、この公園の設置許可書を区のほうは作成はしていないですよね。そうすると、公園の許可されている期限というのは、工事期間は十月三十日までということになりませんか。そうすると、そのものが国の都市公園法にあります、その許可を受けなければならない、許可を受けた事項を変更するときも同様とするという形で、同様にこの申請書に対して許可書を出さなければいけないんじゃないでしょうか。そうであれば、これは工事自体が違法ということになってしまいますけれども、この二点についてお答えください。よろしくお願いいたします。(引用終了)

堀切議員は大きく分けて2点について質問しています。

1)2010年3月23日にナイキジャパンの許可申請書が出された。そのことは渋谷区の受理印からも伺える。それにも関わらず添付の書類の日付は4月づけになっている。タイムマシーンでさかのぼりでもしない限り無理ではないか。

文章でみると分かりづらいので、実物をお見せします。3月23日付けの『公園施設の使用許可申請書』

乙第55号証_PAGE0003

3月23日付けの公園施設の使用許可申請書に添付された平成22年4月東急建設株式会社の『宮下公園整備工事施工計画書』

2010年3月23日公園施設の設置許可申請書_PAGE0001

25ページものせておきます。

2010年3月23日公園施設の設置許可申請書_PAGE0027

【工事開始前に地元説明会を開催しました。(H22年3月)】と書いてあります。2010年3月に行われた地元説明会は3月24日に渋谷勤労福祉会館で行った説明会(注1)のみです。

注1ーただしナイキジャパンは欠席して誰も来ませんでした。ナイキジャパンの主催の説明会であった証拠は説明会の場所を予約したのは(株)ナイキジャパンですで、説明会当日の資料からもナイキジャパンを隠した点については建築主ナイキジャパンという記載すらないんですけど‥で示してあります。

2)2010年10月12日にナイキジャパンの許可申請書が出された。これに対して渋谷区は許可書を出していない。そうであるなら、工事期間は2010年3月23日のナイキジャパンの許可申請書の記述の2010年10月31日までしかないことになる。それより先の期間に関しては許可書がなければ都市公園法違反であり、違反工事になると思うがどうか。

このような疑問は、宮下公園「整備工事」についてまともに考える人なら、誰しも感じることでしょう。

これに対して日置土木清掃部長は以下のように答えています。

(引用開始)土木清掃部長(日置康正) ただいま再質問がございました。
 公園整備工事の許可についてでございますが、先ほど私が申し上げたとおりのプロセスを経て、区として適正な処理ということで、私どもとしては処理をしてきたところでございます。
 また、工事変更届の件でございますが、これにつきましても届け出の提出を受け、これは届け出として、私のほうも受理をし、この四月三十日までの工事期間の変更を認めたと、許可をしたということでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。(引用終了)

【区として適正な処理】だなんてふざけています。しかも3月23日付けのナイキジャパンの文章に4月付けの文章がついていた点については、何も答弁していません。決裁権者の部分にハンコを押してある小澤課長、公園管理係長、公園設計係長は何を確認したのでしょうか?

10月12日の部分に至ってはお話になりません。都市公園法5条を引用します。

(公園管理者以外の者の公園施設の設置等)
第五条  第二条の三の規定により都市公園を管理する者(以下「公園管理者」という。)以外の者は、都市公園に公園施設を設け、又は公園施設を管理しようとするときは、条例(国の設置に係る都市公園にあつては、国土交通省令)で定める事項を記載した申請書を公園管理者に提出してその許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする。 (引用終了)

【許可を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする】とあるのですから、3月23日付けのナイキジャパンの提出した許可申請書に4月1日付けで許可書を出したのと同じく、2010年10月12日のナイキジャパンの許可申請書に対して許可書を出さなければなりません。

ナイキジャパンの工事期間変更届を受理しただけで許可書を出したことになるなんて、手前勝手な渋谷区の理屈なんて法律のどこを読めば出てくるのでしょう。

堀切議員も納得できなかったようで再々質問を行います。

(引用開始)十二番(堀切稔仁) 日置部長に再々質問させていただきます。
 そうであるとすると、じゃ、なぜ最初の段階では、この工事の許可申請書に対して許可書を発行しているのに、この法律にのっとっていくならば、変更したときも同様にしなければいけないとあるわけですから、当然、これは工事を延期するときも、許可の申請書に対して設置許可書をしなければいけないんじゃないでしょうか。
 この辺の法的な解釈を御説明ください。よろしくお願いします。(引用終了)

上記で引用した都市公園法5条を踏まえての質問です。

2012年10月12日にナイキジャパンから出された『工事期間変更届』に対しても、2010年3月23日の『公園施設の設置許可申請書』と同様に許可書を出すことに都市公園法ではなっています。

ところが渋谷区は『工事期間変更届』を供覧しただけで、許可証は出していません。そのことに対して法的にどうなのかという質問です。

(引用開始)土木清掃部長(日置康正) 再々質問にお答えいたします。
 十月十二日にナイキジャパンから提出されました工事期間の変更届、私どもとしては届けということで、これを受け取り許可をしたということで、先ほど御答弁申し上げたとおりでございます。以上でございます。(引用終了)

「受け取り許可をした」と言っていますが、都市公園法5条のどこを読んでも、工事期間の変更届を受け取っただけで許可になるとは書いていません。屁理屈以外の何者でもありません。

手続きが重要視される行政とは思えない怠慢です。普通なら遺憾の意を示すくらいのことをしてもよいのに、開きなおっています。

(引用開始)十二番(堀切稔仁) 区長とかには、今回、区民の皆さんのために、今回いい形の組織編成を行っていただけるような御答弁をいただきました。
 しかしながら、公園許可に関しましては、やはり一回目が出ていて二回目がないと。それは本当にあってはいけないことだと思うんです。法律に従って、きちっと公園の運営も行っていただけるように願いつつ、今後とも区政運営の執行をお願いいたします。(引用終了)

法律に従って公園の運営を行うように意見を言って、堀切氏は質問を終えています。

ただし、予告なしの美竹公園の封鎖や渋谷区役所地下駐車場の封鎖などを見ている限り、渋谷区に法律に従って公園の運営をすることを求めても無駄のような気がします。

渋谷区議会の議事録の全文は2012年渋谷区議会第1回定例会3月2日にて、確認できます。
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