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2008年10月22日の都市環境委員会での審議の模様

桑原渋谷区長は、2010年9月24日付東京新聞によれば、『区関係者以外の人が集まってきて、「われらの公園だ」というのは筋違い。区民が使える公園にしなくてはならない』と発言し、それを真に受けている人もいるようですが、全くの間違いであり、デマです。

行政のトップがこういうデマを言って謝罪もしない。渋谷区って何なんでしょう。その証拠をお見せします。

宮下公園の改修に関する陳情とその審議です。

【宮下公園の改修に関する陳情】

【陳情趣旨】
 本陳情は、渋谷区宮下公園が私企業主導によって改修され、広範な利用者が排除される形にならないよう求める陳情です。
 現在、ナイキジャパン社の提案により宮下公園の改修計画が進められています。この計画によれば、使用料をとるスポーツ施設を新たに設置し、公園全体を柵で覆って夜間施錠するとのことです。改修によって、お金のあるスポーツ愛好者以外が排除される状態になってしまっては、公園としてあるべき公共性が失われてしまいます。
 また渋谷区は、数あるスポーツ関連会社の中でナイキジャパン社の提案に優先的に応じること、および財政上の必要も無いのに公園の命名権を売却することなど検討段階から計画を進める姿勢を示しています。
 また、このような公園機能の著しい変更をともなう改修計画であるにも関わらず、渋谷区はパブリック・コメント制度の適用案件にもあげず、利用者の声を聞こうという姿勢もありません。これらは公園の公共性や利用者を省みないものと言わざるをえません。

【陳情事項】
 私達は、以上の理由により、以下の3項目を実現することを求めて陳情するものです。
1.ナイキ(私企業)主導による改修によって、宮下公園の公園としての公共性が失われないようにすること。
2.スポーツ施設等の設置によって、宮下公園から多様な利用者が排除されないようにすること。
3.宮下公園の改修計画をパブリック・コメント制度の案件とし、広く区民、及び利用者の意見を聴くこと。
(引用終了)

この陳情が渋谷区議会に提出され、2008年10月22日に渋谷区都市環境委員会で議論されます。以下必要部分を引用します。なお沢島委員長とは沢島英隆氏(公明党)、新保委員とは新保久美子氏(共産党)、木村委員とは木村正義氏(自民党)を指します。委員会の質疑は一問一答形式なので一問一答形式でコメントをつけます。

○(沢島委員長)「宮下公園の改修に関する陳情」を議題に供します。
 本陳情は、受理番号第33号、平成20年10月16日受理、渋谷区、中郡千尋さん外303名から提出されているもので、当委員会において事前審査を行うことになっております。
 本陳情について、理事者への質疑を行うことに御異議ございませんか。(「異議なし」と言う者あり)
(引用終了)

陳情の提出者代表は渋谷区民ですね。渋谷区民と区関係者がイコールでないというなら、「区関係者」って何を指すのですか?桑原区長説明して下さいな。

○(沢島委員長)御異議なしと認めます。よって、理事者への質疑を行うことに決定いたしました。
 ただいまより、質疑を行いたいと思います。御質疑はございますか。新保委員。
◆(新保委員) この陳情の趣旨ということで、現在、宮下公園改修計画が進められていると。それで、ナイキジャパンの提案によりということですけれど、既に新聞報道で7月、6月も新聞報道もされていて、この報道そのものを鵜呑みにするわけではないんですけれど、本年度3,000万円の宮下公園の改修予算が組まれているんですけれど、今現在はこの改修計画というのはどういうふうになっているのか。
○(沢島委員長) 小澤課長。
◎(小澤公園課長) ただいまの御質問にお答えいたします。現状を説明させていただきますと、民間企業さんから宮下公園の改修計画の提案を受けて、それにつきまして、公園利用者の利便向上や環境改善につながるように協議を継続しているところでございます。
(引用終了)

2008年2月6日にナイキジャパン、2008年2月12日株式会社Fidoの2社から提案があり、2月25日に宮下公園施設ネーミングライツ選定委員会を作り、協議の結果、ナイキジャパンが渋谷区宮下公園施設ネーミングライツ事業者としてふさわしいと判断された。細かい施設関係等については協議中。この程度のことは言えるでしょう。

なんで、新聞報道等でもう周知の事実になっているナイキジャパンの名前を隠すのですか?

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) そうすると、ここに書いてあるような使用料を取るスポーツ施設を新たに設置して、公園全体を柵で覆ってというふうなことが書かれているんですけれど、こういう内容のことが今、民間企業から提案を受けて進んでいるということなのか。
○(沢島委員長) 小澤課長。
◎(小澤公園課長) 本会議でも区長の代表質問に対する答えの中にもありましたけれども、若い人がスケートボードやウォールクライミングをできる場所がないというようなことにつきまして、区としては、このニーズにこたえるために、場所の確保や区の負担を最小限にすることなど、長年にわたり検討してきたところでございますけれども、こうした区の抱えている課題に対する施設改修案が提案されていることから、区としては、公園利用者の利便向上、環境改善の視点を基本としながら、具体的を協議を進めているところでございます。
(引用終了)

利用料を取るかどうか聞かれているのだから、フットサルコート、クライミングに関して有料という提案をナイキジャパンから受けている。実際に取るかどうか、取ったとしていくらになるかなど詳細は検討中と言えるはずなのに、有料の提案があったことすら隠すのはなぜですか。

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) ここに書かれているのは、スポーツ愛好者以外は排除されると。一定公園として公共性が失われていくんじゃないかというふうなことなんですけれど、その公共性、公園の果たす役割、不特定多数の、来街者も含めて、公園が利用されているんですけれど、そういう点では、公共性というところでは。
○(沢島委員長) 小澤課長。
◎(小澤公園課長) 現在、協議している計画案につきましては、民間企業者から提案されたものが基本になっておりますけれども、あくまでも区の公園としての改修計画であります。公園の持つ公共的な役割と機能を持つものでなければならないということは当然であるというふうに考えておりますので、このようにして今、協議を続けているところでございます。
(引用終了)

民間事業者とここでもナイキジャパンを隠しているのは気に入りませんが、公園の公共性と機能を持たせるように協議中と答えていますね。他の所でも同じように答えて下さいな。

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) 新たに公園の命名権等、計画段階からこういうふうな進められているというふうに書かれているんですけれど、そういう点の検討はされて、その中で。
○(沢島委員長) 小澤課長。
◎(小澤公園課長) ネーミングライツの提案はありましたけれども、これについては現在、協議中であり、命名権を与えることが決定した事実は全くございません。
(引用終了)

質問者は公園の名称が具体的にどうなったかを聞いているのではありませんよ。宮下公園施設のネーミングライツが全ての前提でしょう。それなら命名権を与えることは当然でしょう。

命名権を与えることが決定した事実がないのに、なんで「渋谷区宮下公園施設ネーミングライツ選定委員会要項」を作って宮下公園ネーミングライツ選定委員会を開けるわけ?

美竹公園のバスケットボールの時のように施設を作らせて寄贈するというやり方と、今回の宮下公園ネーミングライツとやり方違うはずですけど。

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) 公園の公共的な役割は担っていくんだという説明でしたけれど、現在でもフットサルコートが2面あるわけですけれど、そうするとスポーツ公園、そういうスケートボードとかそういうふうなことをやるということでは、今現在、検討されているのは、たしか1万平米超える公園ですよね、区内の中でも、大きな公園ということで、そういう点ではどれぐらいの面積。
○(沢島委員長) 小澤課長。
◎(小澤公園課長) この公園につきましては、1万平米強の公園でございますけれども、都市公園法に定められた、スポーツ施設50%という枠は守りながら、またこれは成案ができましたらば、もちろん区議会のほうにも御提案し、地域住民の方にも御説明をして、理解を得て、整備していくように考えているところでございます。
(引用終了)

成案ができたらと言うことなので、11月30日から行われる4定には図面も含めて公開されるものと期待しております。地域住民への工事説明の資料を仲間が請求しているものも当然出してくれますよねえ。

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) 都心としては、かなり有数な緑を抱えている公園なんですけれど、樹木そのものもやっぱり大きな憩いの場の空間としては提供していると思うんですけれど、全体の樹木を保存していくという計画も含めた提案だったんですか、それとも今の大幅に改造していくというふうな。
○(沢島委員長) 小澤課長。
◎(小澤公園課長) 樹木の緑化の件でございますけれども、これにつきましては、私たちはできる限り残していきたい。現状ある木は残していきたいというような方針で考えているところでございます。
(引用終了)

「現状ある木は残しておきたい」と言うからには宮下公園の現状の植生を確認してちゃんと台帳に残しているわけですね。記録を取っているかどうかは宮下公園の都市公園台帳をみれば分かりますので、そうさせていただきます。

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) 3番目のところで、陳情事項ということで、公園の改修計画をパブリックコメントの案件として広く区民及び利用者の意見を聞くことと、そういう要望がなされているんですけれど、最初のところの説明では、民間企業から提案を受けているということですけれど、区民の要望、利用者、来街者等、その辺の意向ということは、この計画の中でどんな状況か。
○(沢島委員長) 小澤課長。
◎(小澤公園課長) 宮下公園の改修につきましては、協議がまとまり次第、一定の成案を得た段階で、当然のことながら区議会はもちろんのこと、地域住民にもお諮りしながら決定することとしております。区の総合的な施策に関する構想や計画策定などに適用するパブリックコメントの案件とすることは考えておりません。
(引用終了)

一定の成案って何を指しているのですか。
『渋谷区立宮下公園ネーミングライツ基本協定書』が結ばれた後で、渋谷区議会に協定書の全文を提出して議論しましたっけ?

2010年3月24日の宮下公園整備工事説明会でさまざまな意見が出されたけど、その時にはもう完成予想図ができていて住民の意見を取り入れる余地などなかったようですけど、気のせいですか。

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) 本年度の予算で3,000万円ですけれど、それは執行、この計画の中で50%スポーツ公園とする、そういうところに活用されていくのかどうか。
○(沢島委員長)小澤課長。
◎(小澤公園課長)3,000万円の予算につきましては、渋谷川遊歩道といいまして、宮下公園の下の部分です。交差点の部分であり、公園の中のお話ではございません。
○(沢島委員長)新保委員。
◆(新保委員)今現在、路上で生活をしている人たちもいらっしゃると思うんですけれど、現状はどういうふうになっているのか。
○(沢島委員長)小澤課長。
◎(小澤公園課長)私たちが把握しているのは、現状25名の方がテントで生活をしております。これにつきましては、不法に占用されているという認識を持っております。しかしながら、人権上の配慮から強制的な排除は行わず、福祉制度への移行や自立支援の取り組みによって、皆様の理解を得ていきたいというふうに考えております。
(引用終了)

2010年10月4日の区立宮下公園の整備についてでは以下のように言っていますね。

(引用開始)現在では、近々に移行する意思の確認が取れている1名を残し、すべての方々の移行を実現しております。(引用終了)

これって、行政代執行の時にはホームレスがいたと言うことでしょ。しかもこの1名は近々意向の意志を示しているのだから、この人が宮下公園からいなくなってから、宮下公園の「整備工事」を開始すれば良かったのに。

行政代執行と強制的な排除は行わないという言葉が両立できるとは思わないんですけど。

○(沢島委員長)木村委員。
◆(木村委員)今のやりとりで、都市公園法の50%という法律の中でスポーツ施設ということがあるので、私は今、樹木はできる限り保存をすると。さらにはまた都市公園という、ましてや渋谷を代表する公園ですから、私は、その渋谷を代表する公園で改修するということであれば、まちに、ほかの23区にこういう公園があるんだということを誇れる公園にしていきたいなというふうに逆に思うので、どういう改修になるか、今後、まとまれば議会に提出されると思いますので、そのときにまたしっかりとそのことを協議していきたい、そういうふうに思います。
○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) 成案がまとまり次第ということになっていくと、その計画の前段階からやっぱり広く地域の人、利用者に意見を聞くというふうにはならないわけですよね。そういう点では、現状の中でいろいろ意見を反映してほしいということもありますので、非常に広く住民にもわかるような形で進めていただきたいというふうに思いますので。
○(沢島委員長) 日置部長。
◎(日置土木部長) 私のほうから御答弁をさせていただきます。先ほど公園課長から答弁を申し上げたとおりでありますけれども、ただいまも木村委員のほうからお話がございましたとおり、協議の過程でございますので、この協議がまとまり次第、一定の成案を得た段階で、これは区議会はもちろんのこと、地域住民にもお諮りをすると、このように御答弁を申し上げているところでございますので、私どもとしては、そういった取り組みの中で対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。
(引用終了)

協議の過程と言っているけど、2008年2月6日にナイキジャパン、2008年2月12日株式会社Fidoの2社から提案があり、2月25日に宮下公園施設ネーミングライツ選定委員会を作り、協議の結果、ナイキジャパンが渋谷区宮下公園施設ネーミングライツ事業者としてふさわしいと判断された。ここまではもう確定事項でしょ。

しかも日置土木部長は宮下公園施設ネーミングライツ選定委員なんだから当然分かっているでしょうが。何で説明しないのさ。

○(沢島委員長) 新保委員。
◆(新保委員) 最初に民間企業から提案を受けているということがありましたけれど、命名権のところについては協議中だと。公園整備についても、民間の資金力というか、そういうことも今協議中の中に入っているんですか。
○(沢島委員長) 日置部長。
◎(日置土木部長) これも先ほど公園課長から申し上げたとおりでありますけれども、私どもとしては、さまざまな課題、あるいは区民の皆様からいただいているニーズ、これを実現する際において、場所の確保の問題でありますとか区の負担を最小限にすると、こういう観点はやはり外せない重要な課題だというふうに思っておりますので、そういった視点をきちっと持ちつつ、さまざまな対応をしている、こういったところが現状でございます。
○(沢島委員長) では、ほかに御質疑がなければ、質疑を終了いたします。
(引用終了)

区の負担が最小限ということにこだわるなら、金の高い株式会社Fidoの提案を受け入れるも手ですし、ネーミングライツ募集要用を公表して、その中に渋谷公会堂のネーミングライツと同様に契約金額の最低希望価格を入れておけばすむと思いますけど。こういうことをしないで何をいっても説得力ありません。

2008年10月21日渋谷区都市環境委員会議事録

最後に行政は「一定の成案」が出たら区議会にも諮ると言っています。渋谷区宮下公園ネーミングライツ基本協定書が結ばれ、宮下公園「整備」工事が始まったとされる現在、一定の成案がもう出ていることは明白です。

11月30日からの渋谷区議会では宮下公園の「整備工事」について活発な議論がされることを心から期待しています。
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