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【参考】情報公開制度の運営に関する重要事項について【答申】

渋谷区情報公開条例の一部を改正する条例が渋谷区議会に出されるに先だって渋谷区個人情報の保護及び情報公開審議会から『情報公開制度の運営に関する重要事項について』という答申が2013年8月に出されていたそうです。

渋谷区政資料コーナーでコピーしたので公開します。

表紙です。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0000

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0001

2011年12月27日付けで渋谷区長から「情報公開制度の運営に関する重要事項について」という諮問があったそうです。この文章は未見です。手に入り次第、当ブログで紹介します。

また、「しかし、その後の運用においても、著しく大量の請求など不適切な請求が行われ、制度の安定した運営に支障を生じてきたことから」などど書かれていますが、そのような事実はあるのでしょうか。

渋谷区総務部文書課作成の『渋谷区情報公開制度の実施状況 渋谷区個人情報制度の実施状況』による情報公開請求と処理状況によれば、請求件数と公布枚数の推移は以下の通りです。

2008年度 請求件数261件 公布枚数 28986枚
2009年度 請求件数285件 公布枚数 25624枚
2010年度 請求件数280件 公布枚数 24749枚
2011年度 請求件数205件 公布枚数 26015枚
2012年度 請求件数167件 公布枚数 19246枚

過去5年分を見た限りでは請求件数も公布枚数も目立って増えていません。2012年度に至っては請求件数、公布枚数とも減っています。

制度目的についてです。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0002

制度の趣旨の中に「区民の知る権利を保障し積極的に情報公開を進めることで、区と区民とが協働してよりよい区政を実現することが可能になる」と書かれていますが、残念ながら渋谷区の実態からはかけ離れています。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0003

「一方、近年の情報公開制度の実態に目を転ずると、公開請求の件数が大幅に増加するなどにより可否決定の通知期間を延長せざるを得ない事態が生じており」と書かれていますが、上記で示した通り、渋谷区の資料では公開請求の件数が大幅に増加などしておりません。

実施機関の責務です。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0004

全国市民オンブズマンが実施した全国情報公開度ランキングに回答しなかった唯一の自治体である渋谷区が合理的な制度運営をしているとは思えません。

公文書の管理です。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0005

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0006

2010年9月の旅行命令簿という同一名称で情報公開請求をしたのにも、追加の資料が出てきてしまう事例を知っているだけに、渋谷区が適正に公文書を管理出来ているとは思いません。
後出しで都合の良い資料を情報公開する渋谷区参照

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0007

指定管理者に関しての情報公開制度について触れていますがまず、指定管理者専用のページを渋谷区公式サイト内に作るべきです。どの施設が指定管理者の対象になっているか分かって情報公開請求をするというのが通常の流れでしょう。

実施機関の構成員による情報公開請求です。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0008

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0009

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0010

ページ数その他からこの答申の狙いは区議の情報公開にどのように対処すべきかを主題にしているらしいことが分かります。

「平成19年度以降しばらくの間は、ごく稀しかなされていない事実が認められる。」と書いてありますが、その根拠は答申の中で示されていません。そういった資料があるなら示すべきです。

また、「区長等実施機関は、資料を作成・提供し説明するよう努める慣行が定着していたためであると考えられ」などと言っておりますが、宮下公園「整備計画」の実例を見る限り、そんなことありません。

具体例を一つあげておきます。宮下公園ネーミングライツ基本協定書が渋谷区とナイキジャパンと締結後、始めて行われた渋谷区議会都市環境委員会では当然宮下公園ネーミングライツ基本協定書の全文を元に議論できるはずなのに、概要を配り、議員から全文が見たいという当然の提案が出されたのに、却下されて概要で議論を行っています。
協定書の全文を見せないで議論って何?参照

『情報公開制度の運営に関する重要事項について』に書かれた慣習が制度上成り立っていたのなら、なぜ宮下公園ネーミングライツ基本協定書の全文をして議論をしないのでしょうか。

渋谷区とナイキジャパンとの契約完了後ですから、守秘義務云々はまったく理由にはなりません。都合の悪いものは隠していると疑われても当然だと思います。

利用者の責務です。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0011

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0012

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0013

公開請求の濫用として(1)公開請求自体が業務妨害を目的とするなど害意を含む場合(2)公開を受けた文書ないし情報を不正に利用する意図が明らかな場合(3)請求対象文書が不必要に著しく大量にわたる場合の3通りを例示しているが、まったくの的外れです。

(1)は渋谷区個人情報の保護及び情報公開審議会も述べているように、情報公開制度でどうにかできる問題ではありません。(2)については具体例がまったく示されていません。(3)については情報公開請求者の側にだけ問題があるかのような書きぶりですが、渋谷区側の問題点の指摘はどこにもありません。

悪質自治体渋谷区による情報公開のいやがらせの実例ネット上で公開されている部分も被覆する渋谷区など参照

手数料の徴収についてです。

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0014

2013年8月情報公開制度の運営に関する重要事項について_PAGE0015

宮下公園「整備計画」よもやま話で公開した事例もひどすぎますが、渋谷オンブズマンはもっとひどい扱いを受けています。

渋谷区の情報公開制度の取扱についてはほとんど記載をせずに、却下条項だとか手数料の徴収などを強調する『情報公開制度の運営に関する重要事項について』は、残念ながら公平な観点からの記述とは思えません。
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