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【参考】ナイキジャパンのプレスリリース後の各紙報道

よもやま話編集委の言い分しか載せていないのはおかしいとクレームがきたので、公平を期すため2010年10月14日のナイキジャパンのプレスリリース後の各紙報道を引用する。ただし、よもやま話編集委の手元にある日経、読売、東京、朝日のみになることを御了承いただきたい。

まずは、日経新聞。2010年10月15日付報道

【宮下公園の名称変更せず】
■ナイキジャパン(東京・品川) 14日、命名権を取得している東京都渋谷区の区立宮下公園について、公園の名称を変更しないと発表した。スケートボード場などは予定通り建設し、来年4月中の開園を目指す。同社は昨年、公園の命名権を10年契約で取得。同社の負担でスポーツ施設などを整備し、名称は「宮下NIKEパーク」にする予定だったが、一部団体による反対運動などで着工が約1年遅れていた。(引用終了)

ナイキジャパンのプレスリリースは『また、「宮下公園」の名称はこれまで通り「渋谷区立宮下公園」となります。』としか書いてありませんので、プレスリリースの通りの客観報道になっています。
後半の宮下NIKEパークの命名と反対運動による着工の遅れは主語と述語の関係に乱れが見られます。

次は、読売新聞。2010月10月15日付報道

【宮下公園 命名権使わず
  ナイキ、使用料は支払いへ】

スポーツ用品大手「ナイキジャパン」が命名権を取得した東京都渋谷区立宮下公園について、同社は14日、新しい公園名に予定していた「宮下NIKE(ナイキ)パーク」の名称を使わないと発表した。
命名権料は契約通り支払うが、来春に再オープン後も従来通り、「宮下公園」のままとなる。公共施設の命名権ビジネスが広がりを見せる中、多額の使用料を支払って取得した命名権を行使しないのは異例。
同公園を巡っては、命名権取得に反対する市民団体が公園内を不法占拠しているとして、同区が先月、テントなどを行政代執行で強制撤去したばかり。このテントなどがあったため、着工が約1年遅れていた。同社では、「命名権取得は地域貢献の一環で、企業名を出すことにこだわりはなかった。多くの人に公園を利用してもらうために新名称は使わないことにした」と説明している。
同社は昨年8月、年1700万円の10年契約で命名権を取得。さらに約4億円を負担して老朽化した公園を再整備する予定。(引用終了)

日経新聞に比べ、題が2つ字数も約倍とあって情報量も増えています。
2段落目の命名権取得にもかかわらず命名権行使をしないのは異例という表現が白眉だと思いますが、なぜと思って取材すれば、ナイキジャパンのネーミングライツの放棄が実行する気があるのか、それともただの口先だけなのか分かったはずで残念。

また3段目の工事着工の遅れに「命名権取得に反対する市民団体」だけをあげていますが、ナイキジャパンのプレスリリースには「2010年10月8日には、宮下公園に残っていた最後のホームレスの方が自主的に代替用地に移動されました」とあり、ホームレスも工事着工の遅れに影響を及ばしたと思いますが、こちらはなぜか無視ですね。どうしてなんだろう。

今度は、東京新聞。2010年10月15日付報道

【ナイキの名称入れず
  渋谷 宮下公園工事始まる】

東京都渋谷区と大手スポーツ用品メーカー「ナイキジャパン」による区立宮下公園の改修整備計画で、同社は十四日、有料スケートボード場など新設に向けて着工した。反対運動のために着工が一年以上遅れていた。来年四月完成予定。
また、同社は同公園の名称を従来通り、渋谷区立宮下公園とすると発表した。同社は「宮下NIKE(ナイキ)パーク」と名付ける命名権を区から取得していたが、「当初から公園の活性化の支援が目的だった」(広報)としている。
同公園をめぐっては、区とナイキが昨年八月、十年間の命名権を年間一千七百万円でナイキに売却するとともに、ナイキが全額負担して公園を改修する契約を締結していた。(引用終了)

日経、読売が命名権を見出しに取っているのに対して、東京は宮下公園「整備工事」着工を副題に入れるなど、この問題を継続して報道している強みが出ています。日経・読売・東京とも工事着工の遅れを1年以上としており、この根拠はどこから来ているのか、知りたいところです。

「公園の活性化の支援が目的」ならネーミングライツを使わずに美竹公園のように公園施設を寄贈する方法もあるんですけど、なぜ今回はネーミングライツを導入するの?

最後に朝日新聞。2010年10月16日付報道

【渋谷・宮下公園巡りナイキジャパン
  命名権「行使せず」】

渋谷区立宮下公園の命名権(ネーミングライツ)について、スポーツ用品メーカー、ナイキジャパンは権利を行使せず、宮下公園のままにする方針を明らかにした。区との基本協定にもとづくスポーツパークへの整備改修工事は続け、2011年4月下旬のオープンをめざす。
同社の広報担当者は「区と協定を結んだのは、あくまで宮下公園の活性化のため。企業の広報・宣伝が目的ではない。命名権にはこだわらない」と説明している。
渋谷区は09年8月、この公園の命名権を年間1700万、10年契約で売却する協定をナイキ側と結んだ。これに反対する団体が不法に占拠しているとして、区は9月24日、行政代執行に踏み切り、テントなどを撤去した。園内には一時、ホームレスの人たち約30人が寝起きしていていたが、10月8日に最後の1人が退去したという。(引用終了)

ナイキジャパンのプレスリリースには『また、「宮下公園」の名称はこれまで通り「渋谷区立宮下公園」となります。』としか書いてありません。

確かに、宮下公園ネーミングライツ基本協定書によれば、宮下NIKEパークは通称名であり、渋谷区立都市公園一覧その他から正式名は宮下公園のままですから、ナイキジャパンの言い分は嘘ではありません。

しかし、そこからナイキジャパンが【命名権「行使せず」】という結論を出すことはできません。12月18日で触れたように条項の変更の場合は代表者による記名押印した書面によらない限り効力は生じません。

ナイキジャパンが命名権の行使をしないならその旨の文章が渋谷区に提示されているはずと考えて、よもやま話編集委の協力者はナイキジャパンのプレスリリースが会った次の日に情報公開請求に言っています。そうしたら案の上ナイキジャパンからその旨の文章が渋谷区に提出されていないことが分かりました。ここまで時間がかかったのは渋谷区の嫌がらせのためでよもやま話編集委には責任はありません。

その結果、ナイキジャパンの『また、「宮下公園」の名称はこれまで通り「渋谷区立宮下公園」となります。』というのは事実関係をただ言っただけということが実証されてしまいましたね。

また、2段目によってよもやま話編集委が連絡を取っても握りつぶすのに、ナイキジャパンの広報部がマスコミには答えるのが分かりました。

そりゃそうだ。ナイキジャパンが言ってもいないことを忖度してマスコミが書いてくれるんだもの。すばらしい宣伝機関だよね。

ナイキジャパンの広報に「ネーミングライツの変更の旨を渋谷区に文章の提出しましたか」と聞いてくれれば、事実関係がもっと早く明らかになったのに。

比較のために当編集委の10月16日付「ナイキジャパンの報道をうのみにはできない」を貼っておきます。

よもやま話編集委10月16日

マスコミの皆さん!ナイキジャパンのアシストばかりしないで、ちゃんと取材して記事を書いて下さいね。
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