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宮下公園運動施設管理条例より先にすることあるでしょう?

2010年3月10日の渋谷区都市環境委員会を取り上げます。

ネーミングライツの対価として公園施設を引き渡すことがが地方自治法の96条の9の「負担付きの寄附又は贈与を受けること」に該当し、議会の議決行為にあたる可能性があることを副区長という渋谷区の大幹部が2008年2月25日という計画当初に認識していたことは何度も書きました。

それにも関わらず「渋谷区立宮下公園ネーミングライツ基本協定書」8条の3で「負担付き寄付又は贈与を受けること」に該当する項目が入り、しかも渋谷区議会での議決などされていないことはお前らの判断はおかしいで説明しました。この状況が改善されたのでしょうか。

今回の都市環境委員会では「渋谷区宮下公園運動施設管理条例」と、「渋谷区立都市公園条例の一部を改正する条例」と修正案、「宮下公園整備工事について」と3点の議題があり、1点毎に紹介します。今回は「渋谷区宮下公園運動施設管理条例」です。

委員会の質疑は一問一答形式なので一問一答形式でコメントをつけます。なお芦沢委員長とは芦沢一明氏(民主党)岩崎委員とは岩崎保夫氏(区民の会)、森委員とは森治樹氏(共産党)のことです。

○(芦沢委員長)「議案第19号 渋谷区宮下公園運動施設管理条例」を議題に供します。理事者の説明を求めます。日置土木部長。
◎(日置土木部長)ただいま議題となりました、議案第19号、渋谷区宮下公園運動施設管理条例について、提案内容を御説明申し上げます。
 この条例案につきましては、区立宮下公園の整備に伴い、新たに設置するクライミングウォール及びスケート場に加え、これまで教育委員会が所管しておりました既存のフットサル場を土木部に移管し、これらの施設を同公園の運動施設として位置づけ、一元的に管理するために必要な事項を定めようとするものでございます。
 詳細につきましては、所管課長より御説明申し上げますので、よろしく御審議の上、御議決くださいますようお願い申し上げます。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)それでは、議案第19号、渋谷区宮下公園運動施設管理条例につきまして、御説明をいたします。
配付をいたしました、「渋谷区宮下公園運動施設管理条例(案)について」の資料をごらんくださいませ。1、条例制定の目的、区立宮下公園の整備に伴い、新たに設置するクライミングウォール及びスケート場に加え、これまで教育委員会が所管していたフットサル場を土木部に移管し、運動施設として一元的に管理することにより、区民サービスの向上に資する。
2、条例の主な内容でございます。(1)運動施設の種類、フットサル場、クライミングウォール及びスケート場でございます。
(2)、開場時間及び休場日でございます。開場時間、午前9時から午後10まででございます。休場日、12月29日から翌年の1月3日まで。
(3)、使用の手続、運動施設を使用するものは、区長の承認を受けなければならない。
(4)、使用料でございますが、これは後ほどこの議案のほうの御説明をいたしますので、そちらのほうで御説明をさせていただきます。
まことに申しわけございませんが、議案第19号をごらんくださいませ。御説明をさせていただきます。議案第19号、3ページでございます。渋谷区宮下公園運動施設管理条例、(趣旨)第1条、この条例は、渋谷区立宮下公園の運動施設(以下、運動施設という。)の管理に関し必要な事項を定めるものとすると。
(名称等)第2条、運動施設の名称及び位置は、次のとおりとする。名称、渋谷区宮下公園運動施設、位置、東京都渋谷区神宮前六丁目20番10号でございます。
2、運動施設は、フットサル場、クライミングウォール及びスケート場とする。
(開場時間)でございます。第3条、運動施設の開場時間は、午前9時から午後10時までとする。ただし、区長が特に必要と認めたときは、これを変更することができる。
(休場日)でございます。第4条、運動施設の休場日は、12月29日から翌年の1月3日までの日とする。ただし、区長が特に必要と認めたときは、これを変更し、又は臨時に休業日を定めることができる。
(使用の手続)でございます。第5条、運動施設を使用するものは、区長の承認を受けなければならない。
(使用できる者の範囲)第6条でございます。フットサル場を使用するものは、事前に団体登録を行わなければならない。ただし、区長が特に認めた場合は、この限りではない。
2項でございます。前項の団体登録ができるのは、次の各号に掲げる者を主な構成員とする団体とする。1、区内に住所を有する者。2、区内の事業所又は事務所に勤務する者。3、区内の学校に在学する者。
(使用の不承認)第7条でございます。区長は、次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、使用を承認しない。1、秩序を乱すおそれがあるとき。2、営利を目的として使用するとき。3、その他管理上支障があるとき。
(使用料)でございます。第8条、運動施設の使用料は、別表第1から別表第3までに定めるとおりとする。
2項、使用の承認を受けた者(以下、使用者という。)は、使用料を前納しなければならない。
(使用料の不還付)でございます。第9条、既に納めた使用料は還付しない。ただし、区長が特別の理由があると認めたときは、その全部又は一部を還付することができる。
(使用料の免除)でございます。第10条、区長は、次の各号のいずれかに該当するときは使用料を免除することができる。1、区が使用するとき。2、前項に掲げるもののほか、区長が必要と認めるとき。
(使用権の譲渡等の禁止)でございます。第11条、使用者は、使用の権利を譲渡し、又は転貸ししてはならない。
(禁止行為)でございます。第12条、使用者は、次の行為をしてはならない。ただし、あらかじめ区長の承認を受けたときはこの限りではない。1、運動施設に特別の設備又は変更を加えること。2、広告物を掲げること。3、物品を販売すること。4、その他管理上支障がある行為をすること。
(使用承認の取消し等)でございます。第13条、区長は、次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、使用の承認を取り消し、又は使用を停止し、若しくは制限することができる。1、使用目的又は使用条件に違反したとき。2、この条例に違反し、又は区長の指示に従わないとき。3、その他管理上支障が生じたとき。
(原状回復義務)でございます。第14条、使用者は、運動施設の使用を終了したとき、又は前条の規定により使用の承認を取り消されたとき、若しくは使用を停止されたときは、直ちに運動施設を原状に回復しなければならない。
(損害賠償)でございます。第15条、使用者は、運動施設に損害を与えたときは、区長が相当と認める損害額を賠償しなければならない。ただし、区長がやむを得ないと認めたときは、その額を減額し、または免除することができる。
(委任)でございます。第16条、この条例の施行について必要な事項は、区規則で定める。
附則、1、この条例は、区規則で定める日から施行する。2、運動施設の使用に関して必要な手続等は、この条例の施行の日前においても行うことができる。
別表第1でございます。これは第8条関係でございます。まず、フットサル場の利用時間と利用金額でございます。基本的にフットサル場につきましては、今と利用金額は変えておりません。時間でございますけれども、午前1部、午前2部、午前3部、午後1部、午後2部、午後3部、午後4部、午後5部、夜間1部、夜間2部、夜間3部、夜間4部、夜間5部というふうに分けさせていただきまして、午前9時から午後10時まで、1時間ずつの枠で考えております。
別表第2(第8条関係)でございますが、クライミングウォールとスケート場の使用料等でございます。使用の種別、クライミングウォールにつきましては、午前9時から午後10時まででございます。使用単位は2時間、使用料は一般350円、小中学生200円でございます。
スケート場は、午前9時から午後10時までとなっております。使用単位は2時間、一般200円、小中学生100円でございます。
備考でございますけれども、1、学齢に達しない者は、無料とする。2、一般とは、小中学校の児童生徒以外の者をいう。3、使用単位を超えて使用する場合の使用料は、超過時間1時間(1時間未満の時間は1時間とする。)につき本表使用料の2分の1相当額とする。
別表3(第8条関係)でございますが、施設の種類はフットサル場、使用単位は30分、これは照明設備使用料ということで、今回から250円、30分未満の時間は30分として考えさせていただいております。
最後に、(説明)でございますが、区立宮下公園に運動施設を設置するため条例を制定する必要があるので、この案を提出いたします。以上で、私の説明は終わらせていただきます。
○(芦沢委員長) 御苦労さまでした。
(引用終了)

渋谷区宮下公園運動施設管理条例の説明部分です。施設管理条例とは言うものの、宮下公園「整備工事」はまだ始まっていません。何とも早手回しだと感心します。

○(芦沢委員長)都市環境委員会を再開いたします。それでは、御質疑がありましたらお願いいたします。岩崎委員。
◆(岩崎委員)フットサル場も含めて、従前より利用時間が1時間かな、延長されておりますけれども、この理由についてお聞かせください。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)この時間の変更につきまして、延長につきましては、従前からフットサル利用者等から要望がございましたので、利用者の利便を高めるために延長させていただいております。
(引用終了)

条例と直接関係ありませんが、宮下公園フットサル場は2009年9月1日から貸し出していません。建築確認を取ったのは2009年12月ですから、9月から11月までは、フットサル場を貸す気があれば貸すことは可能でした。
フットサル利用者の利便性より宮下整備計画を優先した対応としか思えません。都合の良いときだけフットサル利用者の利便性を持ち出している感じを受けてしまいます。

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)説明でも、12ページですか、区立宮下公園に運動施設を設置するため条例を制定するということですが、現行の渋谷区立都市公園条例でも、大山公園運動場、代々木西原公園庭球場、そして宮下公園のフットサル場ですね、運動施設として教育委員会が管理しているということになっているわけです。今回、改めてフットサル、クライミングウォール、スケート場を土木部の運動施設として管理をしたいと。その理由は何ですか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)これは宮下公園を一元的に管理できるのが一番すばらしいんじゃないかということで考えさせていただきました。
(引用終了)

他の運動施設は教育委員会が管理しているのに、宮下公園の運動施設だけなんで土木部が管理するのかという趣旨の質問です。宮下公園を一元的に管理するのが良いと考えているなら、大山公園の中にある大山公園運動場も土木部が管理しないと整合性が取れません。宮下公園だけ例外扱いする理由は何ですか?

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)そうなると、平成18年3月に都市公園条例を改正して、宮下公園のフットサル場を運動施設として追加したわけですね。そして、実質的な工事は土木部公園課が担当として行って、教育委員会が実際に供用を開始したのは平成18年6月だと記憶をしています。要するに、施設の整備が整った段階で条例の改正をしてきた経過があると思うんですが、今回、宮下公園の運動施設の整備についてはどういう状況なんですか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)今、これにつきましては調整中でございますけれども、こういう運動施設につきましては、フットサル場もそうなんですが、予約等が必要になってきますので、それを加味しながら今回この議案を出させていただきました。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)予約等の問題があるということで、まず整備が調整中ということで使われましたけれども、私としては、率直に工事が進んでいない状況だと思うわけですけれども、条例だけを先に決めてしまうというのは、住民にとってもあまりにも無視した形になるのではないかと思うんですが、その点についてはいかがですか。
     (「そのとおり」と言う者あり)
○(芦沢委員長)傍聴の方はお静かに願います。小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)決して住民無視とかではなくて、この条例があることによって運動施設が運営できるというようなことで、皆さんにも御利用できるというようなことで出させていただいたことでございます。
(引用終了)

上にも書いたように、宮下公園のフットサル場は2009年9月1日に閉鎖されてから今日に至るまで一度も貸し出されていません。他の公園施設が使えた時期もフットサル場だけは閉鎖されたままでした。予約云々というなら工事着工までは貸すような努力をしたんですか?工事着工前から延々封鎖をすることで利用者の利便性を無視しながら条例だけ作ろうって発想がご都合主義としか思えないんですけど。

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)この運動施設管理条例、まず第1条、趣旨として、運動施設の管理に関して必要な事項を定めるとなっています。区立都市公園条例の第1条では、区民の福祉の増進と生活文化の向上に資することを目的とするとなっております。そして、現行で宮下公園のフットサル場を管理しています渋谷区スポーツ施設条例では、第1条、目的及び設置について、スポーツ及びレクリエーションの普及振興を図り、区民の心身の健全な発達に寄与するため、スポーツ施設を設置するとなっています。どうして今回の宮下公園の運動施設管理条例については、この都市公園条例やスポーツ施設条例のような目的というのが書かれていないのか。考え方を聞きたいんですが。
○(芦沢委員長)日置土木部長。
◎(日置土木部長)今回、提出をさせていただいた運動施設の管理条例でございますけれども、そもそもこの運動施設は、都市公園の公園施設として位置づけるわけでありますから、ただいま委員が言われた目的等については、都市公園法の趣旨に含まれているものでございますので、それを踏まえた管理条例ということでございます
(引用終了)

それなら渋谷区大山公園運動場管理条例や渋谷区代々木西原公園庭球場管理条例も作る必要があると思うのですが、何で宮下公園だけ管理条例を作る必要があるのですか。

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)部長の認識は、都市公園法の趣旨の中に含まれているということですが、私としては、率直な疑問として、これまでスポーツ及びレクリエーションという普及促進ということで、非常に区民の利益、福祉に供するために都市公園を整備したり、またスポーツ施設も設置してきたと。この趣旨が大事だと思うんですね。今回の条例は、単なる管理のためだけに新しく条例を制定しようとするものとしか思えないのが、これは私の意見です。管理条例を先につくるよりも、フットサル場は現在ありますね、これはいいとしても、クライミングウォールやスケート場、何で設置していくのか。私はそのことをまず条例の目的でうたっていくことが大切ではないかと思うんですが、その点はいかがですか。
○(芦沢委員長)日置土木部長。
◎(日置土木部長)ただいまも答弁申し上げましたように、都市公園の施設として位置づけるわけでありますから、その設置目的に沿った運動施設でありますので、それを管理運営していくために特段の定めを置く必要が生じたことで、管理条例を設置するわけでありますので、今回、運動施設管理条例に提案させていただいております3つの施設は、いずれも公園施設としてなかんずく運動施設として、区民その他の利用者のために使っていただける施設でありますので、そういうことで御理解をいただきたいと思います。
(引用終了)

施設の目的を明記しないこともおかしいです。それ以外の疑問点を指摘します。都市公園法施行令8条の5を引用します。

(引用開始)5 その利用に伴い危害を及ぼすおそれがあると認められる公園施設については、さくその他危害を防止するために必要な施設を設けなければならない。(引用終了)

クライミングウォールやスケート場は「危害を及ぼすおそれがあると認められる公園施設」に該当すると思いますけど、こちらの対策は取らなくていいんですか?

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)まず、施設整備の調整中という段階で、この条例を提案してきたというのが、まず私、平成18年にフットサル場をつくったときは、もう施設が完成してきた段階で、都市環境委員会で現地を見させてもらって、これだったら区民の皆さんも安全に使えるだろう、そして教育委員会が所管をする形で、教育施設として十分に青少年の健全育成にも寄与するだろうということで、意見をつけて議会としても賛成をした経緯があるわけです。今回については、全く宮下公園の施設整備については、調整中という段階で、私たちとしては、今、宮下公園を見に行っても、フットサル場はありますけれども、クライミングウォールだとかスケート場がどういう状況なのか、この目で確認することができないわけですね。そういう中で、条例だけを先行して提案されたということについては、あまりにも先走りではないのか。そのことは私は率直に指摘せざるを得ないというのが1つ。
 あと、先ほど委員からも午後9時から午後10時までフットサル場の利用時間を1時間延ばしたと、1つの枠をつくったということですが、平成18年にフットサル場をつくることについても、学生など、場合によったら高等学校の生徒などの利用も考えられるだろうということで、あまり夜間の利用は好ましくないのではないかという意見が、これは議会からも出てきた経過があると思うんですね。そういう意味だと、私は、こういった時間の延長などについても、慎重な検討と議論が、やはり区民参加、住民参加でなされてくることが大事だったのではないかと思わざるを得ない。それがないまま、今回提案されているということを、今の質疑の段階では、残念ながら指摘せざるを得ないと思うんですが、具体的にこの運動施設の管理運営はどこがやることになるんですか。
(引用開始)

前例との比較と運動施設の管理運営について質問しています。

○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)それは今後、指名競争入札なり、企画提案型で公募をするように予定はしております。
(引用終了)

条例で管理については定めていませんから、指定管理者制度はとらずに直営で行くものだとばかり思っていましたが、業務委託で行く可能性もあると言うことですか。

宮下公園施設ネーミングライツ選定委員会では徹底して指定管理者制度を否定していましたが、負担付き贈与をいやがっていたこととあわせて考えると議会の議決事項になることを避けたかったからという部分が透けて見えるようです。

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)施設整備については、調整中という段階で、指名競争入札どころの話にもならないと思いますよ。その点はどうですか。
○(芦沢委員長)日置土木部長。
◎(日置土木部長)先ほど公園課長が調整中というふうに答弁を申し上げましたけれども、これはこの間、昨年の9月、あるいは昨年の8月等の委員会の中で施設整備の計画案は、本委員会にも御説明を差し上げているところであります。公園課長が調整中というふうに答弁を申し上げましたのは、細部のところについての調整という意味合いでございますので、施設の全体の計画については、きょうの後ほどの報告事項にもございますけれども、そのところで報告差し上げようかというふうには思っておりますが、私どもとしては、この間、ただいま申し上げましたように、本委員会に説明してきた内容で計画内容が進んでいるということで御理解をいただきたいと思います。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)この間、都市環境委員会には、昨年の6月18日に宮下公園の整備について報告をいただきました。その段階では、地元説明会を平成21年7月にやりたい、工事説明会は8月にやりたい、工事は9月から今年の4月までにかけてやりたい、開設は今年、平成22年5月にやりたいということを確かに聞きました。7月16日に委員会で報告を受けたときは、宮下公園整備計画の説明会について報告を受けましたね。確かにそのときは平成21年7月1日に渋谷区勤労福祉会館で31人の参加で説明会をやったということは聞いております。しかし、その後、9月17日に、宮下公園整備計画の進捗状況について報告を受けましたけれども、結局、平成21年8月21日にナイキジャパンさんとネーミングライツの基本協定を締結したというだけで、今後の予定、工事説明会を平成21年10月にやりたい、工事期間については平成21年10月から平成22年4月まで、開設においては平成22年5月という報告を受けているわけですが、今、聞いた中でも、かなり実際の施設整備、この委員会で報告を受けた中身と食い違っていると思うんですが、その点はどうですか。
○(芦沢委員長)日置土木部長。
◎(日置土木部長)大変失礼いたしました。私、昨年8月と申し上げたのは、7月の誤りでございました。これは訂正をさせていただきたいと思います。9月17日の本委員会におきまして、確かに宮下公園の整備計画の進捗状況ということで、御報告をさせていただきました。その折には、整備計画図を添付させていただいて、その内容をも含めて、進捗状況として御報告をさせていただいたところであります。その計画内容については、今日に至るまで基本のところは変更はございません。先ほど来申し上げているように、細部のところで若干の微調整が必要だというところでの調整という意味合いで私、公園課長の答弁を補足いたしました。そういう意味合いから申し上げまして、確かに今後の予定についても、この9月17日の委員会では御報告を申し上げたことは事実でございます。その内容に、スケジュールの変更といいましょうか、遅延を生じているということにつきましても認識しております。これらにつきましては、先ほど来申し上げていますように、後ほどの報告の中で取りまとめて御報告させていただきたいと、このように思っている次第でございます。
(引用終了)

施設整備が終わっていないうちに、施設管理を決める方法として「指名競争入札なり、企画提案型で公募」と言ったところで意味あるのですかという質問なんですけど、森議員の発言につられて全く質問の趣旨と違うことを答えているようにしか見えません。

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)昨年9月の進捗状況についての中で、施設整備についてはナイキジャパンが責任を持って行うと。大体4億円程度ナイキジャパンが負担することになるということを聞いたわけですが、それに変わりはありますか。
○(芦沢委員長)日置土木部長。
◎(日置土木部長)現段階での変更は聞いてございません。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)そうなると、ナイキジャパンとの関係ではなくて、別の要因によって工事が遅延しているということになると思うんですが、どういった要因で工事が遅延しているんですか。
○(芦沢委員長)日置土木部長。
◎(日置土木部長)先ほど私の御答弁の中で申し上げましたように、この後の報告事項の中で、今の御質問の点も含めて答弁申し上げようというふうに思っております。
○(芦沢委員長)森委員、工事関係については、この後の報告でということでしていただけますか。森委員。
◆(森委員)では、工事整備については、後の報告案件もありますので、ただ、指摘といたしましては、7月16日の当委員会で、説明会においてこういう意見が出ているとの報告を受けてますね。これまでなぜこの計画があることを渋谷区民に知らせなかったのかと。これは土木部が当委員会に出された資料の議事録といいますか、主な質疑の要旨です。それに対して、もちろん皆様から回答はあったわけですけれども、私はやっぱりこういった契約があることを区民に知らせてこなかったことが今日の事態を招いているんだということを、このことは強く指摘をさせていただきます。
 あと、具体的な運動施設、スケート場とあるんですが、これはローラースケートとスケートボードがあると思うんですが、両方使えるんですか。どういったスケート場なんですか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)今の考えですと、スケートボードとローラースケート、両方ができるような形で考えております。(引用終了)

2010年3月の時点ではスケートボードとローラースケートの両方ともできると言っていました。利用を考えている皆さん、発言を良く覚えていて下さい。

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)代々木二丁目の南新宿交番の前の通り、榊原病院があったところです。もう今はちょっと病院はやめているんですが、その2軒隣にスケートボード場がありましたよね。そこは結構利用が多かったんですが、そこの注意事項のところにこう書いていたんですよ。隣に病院がありますが、整形外科ではありません。おのれの力量に応じて無茶をしないようにと。けがは自分の責任ですよ、施設は責任とりませんという、結構きつい言葉なんですけれども、ある意味、ローラースケートにしてもスケートボードにしても、けがを伴うものだと思うんですけれども、安全対策などについては。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)ヘルメット等をつけるように今、考えているところでございます。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)ヘルメット着用を義務づけるという意味だと思うんですが、それはヘルメットの貸し出しなども一緒にやるということですか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)ヘルメットの貸し出し等を考えているところでございます。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)人員的配置などは考えていますか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)今、考えているところでございますが、まだ具体案ができておりませんので、申しわけございませんが。(引用終了)

株式会社Fidoの提案書はハープパイプでしたが安全性に関してちゃんと明記されていました。
2008年株式会社Fido提案書_PAGE0009

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)あと、クライミングウォールなんですが、委員会に出された資料を見ますと、7.5メートルと4メートルのものということで計画されているんですが、ちょっと私も不勉強なもので調べさせていただきました。クライミングウォールというのは、特別な服装はないみたいですが、絶対必要なものがシューズだそうですね。安全上によってはヘルメットの着用などもしてもらうということですが、この安全対策についてはどう考えていますか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)まず、今、初心者講習会を、ここを使用できる人には必ず講習会に参加してもらうというのを義務づけようと考えております。
 あとは、やはり人的配置を考えているところでございます。あと、シューズ、ヘルメットについても、スケートボード場と同じで、貸し出し等を今、検討している最中でございます。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)スケート場とクライミングウォール、シューズとヘルメットの貸し出しについては、有料ですか、無料にしますか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)今、そこまで具体的なことは考えておりません。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)そこまで具体的なことを考えていないまま、こういう条例を出されても困るんですよ、率直に言って。私が聞いたところ、渋谷区内にあります登山用品のメーカーがやっているクライミングウォールだと、明確にシューズは絶対履いてもらうと。子どもにはヘルメットをかぶってもらう。そこは、1つのクライミングウォールに対して絶対1人しか上ってもらわないと。なぜかというと、安全管理ができないから。そして、場合によっては、私もよくわからなかったんですが、トップロープという形式で、上る人にロープで体を固定してもらって、上のフックにかけて、ビレーヤーという職員の方がそれを握って、危なくなったら救助するという、そういう状況で運営しているということを聞きました。そういう具体的な安全対策、例えばマットを敷くだとか。マットを敷く場合は、2メートル、3メートル程度だったらマットを敷くというやり方もあると。しかし、それを超えた場合は、一般的にはトップロープ方式をやるらしいんですけれども、そういったことはまだ具体的な話し合いはされてないですか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)講習会を開きまして、クライミングウォールにつきましては、低いほうのウォールもそうですが、初心者講習会をやりまして、クライミングウォールにつきましては、2人1組で利用ができる。それもちゃんとシューズを履いていただいて、ヘルメットを着用して、ロープを義務づける。それと、うちのほうで人員的配置をするというようには考えております。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)2人1組というのは、7.5メートルに1人、4メートルに1人という意味ですか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)説明不足で申しわけございませんでした。7.5メートルのクライミングウォールを使用していただくときには、2人1組で必ず対になっていただいて、先ほど委員がおっしゃっていたようにロープを引っ張る人、上る人、そういうような分け方を考えております。(引用終了)

株式会社Fidoの提案書にはクライミングウォールの安全対策も明記されていました。
2008年株式会社Fido提案書_PAGE0008

ナイキジャパンがいいと判断したくせに、ずいぶんとお粗末な話ですね。それと4メートルのクライミングウォールの安全策は具体案を示していないけど大丈夫ですか?

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)あとは万が一、事故が発生した場合、そのときの対応などについてはどうされるのか。いろいろガイドラインなどをつくっていらっしゃるのか、お伺いします。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)今、考えているところでは、緊急連絡はもう考えておりますけれども、それ以外に、この施設について、保険を掛けようというふうに、スポーツ施設としての保険を掛けるように考えております。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)どういった保険なのか、詳細をお願いいたします。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)そこで事故があったときに、瑕疵に応じて、療養費、費用等が出る保険でございます。
(引用終了)

スポーツ傷害保険を想定しているように思われます。

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)その保険料というのは、公園を管理することになる渋谷区が負担をするのか、それともこの施設を整備したナイキジャパンさんが負担をするのか、それとも利用者の利用料金の中に含まれるのか、それはどうなんですか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)渋谷区が負担します。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)そうなると、使用料の中には、すみません、利用料と言いましたが、使用料と訂正をさせていただきます。使用料の中には、保険については含まれていないということですね。確認です。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)そのとおりでございます。(引用終了)

保険料を使用料の中に含めるか、使用料の他に別途保険料を徴収するかなどのやり方の違いはあっても、普通は利用者が負担するものでしょう。なんで渋谷区の税金で、誰もが使うわけでもない施設の保険金を負担しなきゃいけないんですか?

○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)8ページの附則なんですが、この条例は区規則で定める日から施行するということですが、現在の考え方で結構ですので、いつごろに施行したいと考えていますか。
○(芦沢委員長)小澤公園課長。
◎(小澤公園課長)今の予定ですと、供用開始の3カ月前から施行したいというふうに考えております。
○(芦沢委員長)森委員。
◆(森委員)考え方で結構です。渋谷区のスケジュールとして、供用開始がいつごろを見ているのか。
○(芦沢委員長)日置土木部長。
◎(日置土木部長)ただいまの御質問でございますが、先ほど来申し上げていますように、後ほどの報告の中で、その点も含めて御報告をさせていただきたいと考えてございます。
○(芦沢委員長)よろしいですか。ほかにございませんか。(「なし」と言う者あり)
○(芦沢委員長)ほかに御質疑がなければ、本件について、補充質疑を残し、質疑を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(芦沢委員長)本件について、補充質疑を残し、質疑を終了いたします。(引用終了)

渋谷区のスポーツ施設は渋谷スポーツネットで予約など管理していたのに、宮下公園運動施設が土木の所管になったら、変更になる可能性は高いでしょう。

他施設との整合性もなければ、利便性も増すとも思えない「渋谷区宮下公園運動施設管理条例」の審議をするくらいなら、「渋谷区立宮下公園ネーミングライツ基本協定書」の全文を提示した上で審議をした方がよほど意味ある行為ではないでしょうか。

2010年3月10日渋谷区都市環境委員会
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